言葉には想いが宿ると、私は感じています。
人の発する言葉には、発した人の“想い”と共に相手に届く。
そしてまた、言葉は、発した人自身にも返って来る…と。
なので、聴いて心地いい言葉を発したいもの。
私には、息子が一人います。
23歳、勤め始めて2年目。
彼の口癖が
「だるい、しんどい、仕事辞めたい」
私は、毎日のように聴かされて心地よくないのですが、我が息子。
「他に言うことないの?」
「そうかそうか、じゃ、辞めたら?」
と言いながら、彼を育てたのは私…とやり過ごしています。
その息子が、先日
「オレ“だるい・しんどい・辞めたい”って言うの、止めるわ」
と言い出しました。
内心(おっ!成長したやん☆と思いつつ)
「あ、そうなん?どうしたん?」
と訊けば、
そう言うことによって、自分自身が堕落していくような気持になったそうです。
言ったところで状況は変わらない、それならその状況を受け入れて、別のことにエネルギーを費やすことにしたそうです。
頭では分かっていても、その状況を受け入れる葛藤があったようでした。
それでも、口癖のように放っていた言葉は、直ぐに出てきます。
言った後で「あ…」と気付いて、苦笑い。
「アカン、アカン」と訂正しています。
けれど、これでいいのです。
分かったうえで、「意識する」ことが大切。
彼の発する言葉を何度か注意したことがありましたが、頑固な息子。
親の言うことを受け入れる筈もなく、自分で頭を打つか気付くのを待っていました。
いやぁ~、気付いてくれてよかった!
「アンタ、ちょっとは賢くなったな」と笑いました。
「言霊」という言葉があるように、言葉には想いが宿ります。
言葉は相手にも届きますが、耳を通して自分の中にも入ってくる。
言ったことによって、「言わなきゃよかった」と、後悔することもあるでしょう。
自分の発した言葉で、自分を苦しめることだってあるのです。
それならば…
自分が聴いて心地いい言葉を発したい。
見栄やお愛想ではなく、自分に正直で、心が感じたままの言葉を発したい。
例えば、消えてなくなりたい時に「死にたい」と、言ってしまうこともあるでしょう。
「死にたい」言葉の中には、どんな気持ちが隠れているのでしょう…
そこを感じてみて欲しい…
寂しい 悲しい 虚しい 心細い 居場所がない
認められない 辛い 苦しい 孤独 。。。
湧き上がる感情を感じることができたら、それを言葉にしてほしい。
「死にたいほど寂しい」「死にたいほど辛い」「死にたいほど孤独」って…
「死にたい」と自分自身で聴いていると、それが上書きされて「死」しか見えなくなってしまいます。
「死にたいくらい寂しい」と聴こえてきたらどうでしょう…
『私は死にたいくらい“寂しい”んだ』と気付くでしょう。
その“寂しさ”とここにいる“私”は別のモノ。
寂しさを抱えて過ごしている「私がいる」と感じることができるようになると、感情と距離を置くことができます。
感情と距離を置けるようになると、物事を客観視できるようになります。
気持ちを正直に言葉にするのは、意識しなければ容易ではありません。
けれど、今の状況を変えたいのなら、意識してみてください。
何もしないよりは、必ず変わっていく筈です。
何よりも、言葉を発する私やあなたが変わります。
できることから少しずつ…
その積み重ねで、周りが変わっていくことに気付きます。
いつもご訪問下さり、
ありがとうございます。
人の発する言葉には、発した人の“想い”と共に相手に届く。
そしてまた、言葉は、発した人自身にも返って来る…と。
なので、聴いて心地いい言葉を発したいもの。
私には、息子が一人います。
23歳、勤め始めて2年目。
彼の口癖が
「だるい、しんどい、仕事辞めたい」
私は、毎日のように聴かされて心地よくないのですが、我が息子。
「他に言うことないの?」
「そうかそうか、じゃ、辞めたら?」
と言いながら、彼を育てたのは私…とやり過ごしています。
その息子が、先日
「オレ“だるい・しんどい・辞めたい”って言うの、止めるわ」
と言い出しました。
内心(おっ!成長したやん☆と思いつつ)
「あ、そうなん?どうしたん?」
と訊けば、
そう言うことによって、自分自身が堕落していくような気持になったそうです。
言ったところで状況は変わらない、それならその状況を受け入れて、別のことにエネルギーを費やすことにしたそうです。
頭では分かっていても、その状況を受け入れる葛藤があったようでした。
それでも、口癖のように放っていた言葉は、直ぐに出てきます。
言った後で「あ…」と気付いて、苦笑い。
「アカン、アカン」と訂正しています。
けれど、これでいいのです。
分かったうえで、「意識する」ことが大切。
彼の発する言葉を何度か注意したことがありましたが、頑固な息子。
親の言うことを受け入れる筈もなく、自分で頭を打つか気付くのを待っていました。
いやぁ~、気付いてくれてよかった!
「アンタ、ちょっとは賢くなったな」と笑いました。
「言霊」という言葉があるように、言葉には想いが宿ります。
言葉は相手にも届きますが、耳を通して自分の中にも入ってくる。
言ったことによって、「言わなきゃよかった」と、後悔することもあるでしょう。
自分の発した言葉で、自分を苦しめることだってあるのです。
それならば…
自分が聴いて心地いい言葉を発したい。
見栄やお愛想ではなく、自分に正直で、心が感じたままの言葉を発したい。
例えば、消えてなくなりたい時に「死にたい」と、言ってしまうこともあるでしょう。
「死にたい」言葉の中には、どんな気持ちが隠れているのでしょう…
そこを感じてみて欲しい…
寂しい 悲しい 虚しい 心細い 居場所がない
認められない 辛い 苦しい 孤独 。。。
湧き上がる感情を感じることができたら、それを言葉にしてほしい。
「死にたいほど寂しい」「死にたいほど辛い」「死にたいほど孤独」って…
「死にたい」と自分自身で聴いていると、それが上書きされて「死」しか見えなくなってしまいます。
「死にたいくらい寂しい」と聴こえてきたらどうでしょう…
『私は死にたいくらい“寂しい”んだ』と気付くでしょう。
その“寂しさ”とここにいる“私”は別のモノ。
寂しさを抱えて過ごしている「私がいる」と感じることができるようになると、感情と距離を置くことができます。
感情と距離を置けるようになると、物事を客観視できるようになります。
気持ちを正直に言葉にするのは、意識しなければ容易ではありません。
けれど、今の状況を変えたいのなら、意識してみてください。
何もしないよりは、必ず変わっていく筈です。
何よりも、言葉を発する私やあなたが変わります。
できることから少しずつ…
その積み重ねで、周りが変わっていくことに気付きます。
いつもご訪問下さり、
ありがとうございます。