今日は父の祥月命日。
亡くなって44年になる。
生きていたら84歳。
母と息子を伴って一心寺へ。
広島県にあった父の墓を倒して、
一心寺へ納めたのは十数年前。
息子曰く
「ここで線香あげて手を合わすよりも、
仏壇に線香あげてチンしてる方が、
お参りしてる感あるわ」
そうかもね…。
・・・・・
二十代の頃、
母とは「一卵性親子」
と言われるほどベッタリで、
かと言って仲が良かったのか…
と訊かれると疑問。
母には言いたいことも言えず、
むしろ羽交い締めにされている感があった。
家を飛び出て結婚した時には、
呪縛から解き放たれた…と感じた。
老いた母。
大人にしてくれたことには感謝する。
苦労したことだろう。
けど、
母とは相容れないな…と、
改めて感じた今日。
親子であっても、
分かりあえない感は拭えない。
子どもの頃に感じた想いと、
なんら変わらない。
老いた分だけ、気弱になったか…
(9ヶ月の頃の私、後ろは母)