言葉と思考

先日「言霊」のことを綴りましたが、
昨日、カウンセリングに適した場所を紹介して下さった知人。

　　　


何度もご自身のことを「ええ加減な人間だから」と仰います。
決してそんな人には見えないのに、何度も仰るので申し上げました。


テレ隠しや自己防衛かもしれないけど、意識して言わない方がいい。
言葉は自分に跳ね返る。
言いながらご自身に「ええ加減な人間だ」と刷り込んで、上書きしているようなものですよ。
…と。

他の方からも同じようなことを言われたことがあるらしく、「そんなに言ってますか？」と驚かれました。
無意識で言ってらっしゃるんでしょうね。



これは、自分で気付いていない思考の癖です。
他人からの指摘を受けるということは、会話中に何度も出てくるってことでしょう。
初めは抵抗を感じるかもしれないけど、意識してそういう言葉は使わないようにした方がいいですね。

そうすることで、気付かなかった何かに気付く筈。
新たな視点が生まれます。


…で、この方。
「そんなに言っていますか？気をつけます」と仰ってからは、かなり意識したのでしょう。
その後、私と話していた２時間程、一度も仰いませんでした。
大きなプロジェクトを抱えて実践されているだけに、「ええ加減な人間」の言葉は無駄でした。


言わないことで、出る言葉にも重みと責任が増します。
逃げがなくなります。



言葉には言霊が宿る。
出る言葉は、自らの想い・思考に基づく。
他人にも自分にも、心地いい言葉を発したいものです。
(*^o^*)




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