今から30年程前の話…
保育所で保育士(当時は保母)として働いていました。
就職後5年目、なんとドクターストップが…(泣)
職業病検診で、産業医が私の異変を指摘。
“3ヶ月休職、週1回の要通院”の診断書が出ました。
身体は過労状態なのに、極度の疲れとストレスで感覚がマヒし、痛みや疲れを感じていませんでした。
実際には、食事は摂れず、歩行困難、生理不順、睡眠障害にも陥っていました。
それを「異常」だとも感じていなかったのです…
怖いですねぇ。。。(淀川長治さん調で…笑)
感じていない私も怖いけど、そんな状態で保育者として子どもを預かっていたのです…(驚)
もっと怖いですねぇ…笑いごとじゃありません。
で、産業医。
何度目かの診察時に、「眠れない」と訴える私に睡眠薬を処方しながら、
「眠れなくて死んだ人はおらん」
と、言い放ちました。
え〜〜〜〜〜っ!!
なんと酷いことを!!と、悲しみと怒りで泣いて帰ったのを覚えていますが、ホントにそうなんですね。
不眠だけが原因で死んでしまうことはありません。
眠れないことを気にするから、更に眠れなくなる。
そして二次的な症状を引き起こす…のです。
眠れないからと、睡眠薬の多量服薬をしても同じこと。
薬に頼っても眠れません。
眠れない原因はいくつかある筈です。
・他剤との作用
・身体が疲れていない
・昼夜逆転
・夜、眠いのに見たいTVがあるとかで起きている
・昼間寝ている
・薬に身体が慣れる
・心的に気になることがある
・身体が疲れていない
・昼夜逆転
・夜、眠いのに見たいTVがあるとかで起きている
・昼間寝ている
・薬に身体が慣れる
・心的に気になることがある
当時、Dr.から指導されたことは、
・規則正しい生活
・眠くなくても布団で横になる
・決まった時間に起きる、寝る
・日中は、30分以上の散歩をする
・昼寝は30分以内
・日中、ゴロゴロしない
・眠れないことを気にしない
・眠くなくても布団で横になる
・決まった時間に起きる、寝る
・日中は、30分以上の散歩をする
・昼寝は30分以内
・日中、ゴロゴロしない
・眠れないことを気にしない
詳細は省きますが、色んなことがありました。
Dr.には、随分と怒られ泣かされましたが、今生きているのはこのDr.のお陰!
依存傾向が強い割に人を信用していなかった私は、プライドも自身の甘えも捨て、他人の忠告を聞き入れるようになりました。
「拾うものはあっても、捨てるものは何もない」と、どん底に在る自分自身を受け入れたのです。
それからですね、眠れるようになったのは。
3年程は経っていたでしょう。
枕を変えたのも、よかったのかもしれません。
以来、約30年、同じ枕を数年ごとに買い替えて使っています。(笑)
眠れないことを気にしすぎて、「眠れない」と思い込んで眠れないのかもしれません。