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眠れない ~思い出話から~

2018-05-16 10:06:46 | 心と身体

今から30年程前の話…




保育所で保育士(当時は保母)として働いていました。
就職後5年目、なんとドクターストップが…(泣)
職業病検診で、産業医が私の異変を指摘。
“3ヶ月休職、週1回の要通院”の診断書が出ました。

身体は過労状態なのに、極度の疲れとストレスで感覚がマヒし、痛みや疲れを感じていませんでした。
実際には、食事は摂れず、歩行困難、生理不順、睡眠障害にも陥っていました。
それを「異常」だとも感じていなかったのです…

怖いですねぇ。。。(淀川長治さん調で…笑)



感じていない私も怖いけど、そんな状態で保育者として子どもを預かっていたのです…(驚)
もっと怖いですねぇ…笑いごとじゃありません。






で、産業医。
何度目かの診察時に、「眠れない」と訴える私に睡眠薬を処方しながら、
「眠れなくて死んだ人はおらん」
と、言い放ちました。



え〜〜〜〜〜っ!!


なんと酷いことを!!と、悲しみと怒りで泣いて帰ったのを覚えていますが、ホントにそうなんですね。

不眠だけが原因で死んでしまうことはありません。


眠れないことを気にするから、更に眠れなくなる。
そして二次的な症状を引き起こす…のです。


眠れないからと、睡眠薬の多量服薬をしても同じこと。
薬に頼っても眠れません。


眠れない原因はいくつかある筈です。
・他剤との作用
・身体が疲れていない
・昼夜逆転
・夜、眠いのに見たいTVがあるとかで起きている
・昼間寝ている
・薬に身体が慣れる
・心的に気になることがある



当時、Dr.から指導されたことは、
・規則正しい生活
・眠くなくても布団で横になる
・決まった時間に起きる、寝る
・日中は、30分以上の散歩をする
・昼寝は30分以内
・日中、ゴロゴロしない
・眠れないことを気にしない




詳細は省きますが、色んなことがありました。
Dr.には、随分と怒られ泣かされましたが、今生きているのはこのDr.のお陰!

依存傾向が強い割に人を信用していなかった私は、プライドも自身の甘えも捨て、他人の忠告を聞き入れるようになりました。
「拾うものはあっても、捨てるものは何もない」と、どん底に在る自分自身を受け入れたのです。


それからですね、眠れるようになったのは。
3年程は経っていたでしょう。

枕を変えたのも、よかったのかもしれません。
以来、約30年、同じ枕を数年ごとに買い替えて使っています。(笑)



眠れないことを気にしすぎて、「眠れない」と思い込んで眠れないのかもしれません。





ユキノシタ 可愛い♪




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