先日、
友人とチャットで話していました。
…で、友人、
ネガティブな感情を感じたら、ポジティブに置き換えるんだとか。
それはそれでいいとは思うのですが…
意図的に置き換えた割には、スッキリした様子が感じられないので、訊ねました。
「ポジティブはいいこと」だと思い込んではいない?…って。
どうやら、ネガティブを受け入れてしまうことへの「恐怖」がある様子。
ポジティブでなければならない、
ネガティブは成長を妨げる…
そんな思考が、一般的に蔓延しているように感じます。
ネガティブな感情は「忌むべき」で「悪」でしょうか?
私はむしろ、
「ポジティブであるべき」と思い込んでいることの方が、
「忌むべき」で「悪」のように思えます。
ネガティブな感情も自分の中の1つ。
それを否定することは、自分を否定することにつながります。
ポジティブであろうとすると、頑張り続けなければなりません。
余力のある時はそれができるでしょうけれど、
人間、いつもいつも頑張ってばかりはいられません。
少なくとも、私にはできません。(笑)
ポジティブ = 前向き
ネガティブ = 停滞・後退
ではないと思うのです。
ネガティブな感情を感じる時、
それは何らかの警告を発しているのかもしれません。
身を守る為の手段なのかもしれません。
停滞ではなくて、
立ち止まって考えたり休んだりする時なのでは…とさえ思います。
けど悲しいかな日本人、なかなかそれができないのです。
「ポジティブでなれければならない」という思い込みが、邪魔をするのです。
いいんですよ、
ネガティブな自分がいても。
ネガティブでどうしようもない自分がいても、そんな自分が全てではないのですから。
「自分」を構成していうちの、ほんのひとかけらに過ぎないのです。
「ネガティブな私がいるんだなぁ…」と受け止めてあげることができれば、案外やり過ごせるものです。
友人は、フォーカシングができる人なので、「やってみれば〜?」と勧めました。
(「やってみれば〜?」は、フォーカシングを学んだ諸富先生が、よく仰る言い回しです。笑)
どんな感情も自分の中の1つなんです。
それ、大事にしてあげてほしいです☆
フォーカシング、私の好きなツールの1つ。
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6月21日(日)ZOOMでの開催。
「えがおをつくる対話を学ぶ会」
心の学びの大先輩のぽみちゃんと、毎月勉強会を開いています。
次回6月は、スクールカウンセラーを講師にお招きして話していただく予定。
・・・・・・・
コロナウイルス感染拡大・回避の為、対面カウンセリングは暫く延期します。
ご希望があれば、メールやSNSで対応いたします。(往復3回まで無料)
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松本 裕美