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テレビは洗脳マシン?!

2018-07-07 01:10:10 | つれづれに思いつくまま
我が家にはテレビがありません。

若い頃から、一方的に喋るテレビが苦手だったのもありますが、東日本の震災以降、情報操作されているように感じて、見ないようになりました。
新聞も読まなくなりました。

情報収集源は、もっぱらTwitterとネットサーフィン。



地下鉄サリン事件の首謀者数人の死刑が執行されたそうですね。
それをリアルタイムで放送したテレビ番組があったとか。
しかも処刑された方にマーク付けをしたとか…

ソレ、必要あるでしょうか?
犯罪者と言えど、命が消されていくのです。


ゲームじゃないのです。


子どもには決して見せたくない光景です。





子どもに見せたくない番組と言えば、他者を傷めつけることで笑いを取る番組。

漫才の“ボケ”と“ツッコミ”とも違う、バカにして、非難したり貶めたり、モノで叩いたり…。
人が苦しむ様子が、そんなに面白いのでしょうか?



こんなエピソードがありました。。。


学童保育の小学1年生の男の子、新聞紙を棒状に丸めたもので、友達をいきなり叩き始めました。
当然、指導員は注意します。
が、注意された彼は、「何が」悪くて注意されたのか、分かってはいませんでした。

迎えに来た母親にこのエピソードを伝えたところ、
前夜に見た番組で、お笑い芸人が牛蒡でいきなり人を叩いて、痛がる様子を見て笑いを取っていた。
親子で笑って見ていた。
そしてこの子が真似をして、弟を追いかけて牛蒡で叩いた。
母親は「弟を牛蒡で叩いたらダメ」だと、彼を叱ったとのこと。



彼は母親との約束は守りました。
牛蒡で弟を叩いて笑うのダメだ。
だから友達を丸めた新聞紙で叩いて笑った…のです。



この子を誰が責めることができるでしょう…


テレビでやっていることの善悪を、低年齢の子どもが分かる筈がありません。



低年齢の子どもにとって、テレビで見る光景は全て真実なのです。
身近な大人は、取捨選択の目を厳しく持つことが必要です。



昨日ドラマで死んだ人が、翌日元気に動いている…こういう光景もよくあることです。
子どもにはよくわからない現象でしょう。


中高生になって、手加減が分からず殴ったら死んだ…というような悲しい事件もあります。
痛みが分からないのです。
そして、生死が理解できないのです。


大人になって…
我が子を殴ったら死んでいた…という事件もあります。
「まさか死ぬとは思わなかった」という話が聞かれますが、もしかしたら本当に加減や痛みが分かっていないのかもしれません。



テレビの視聴時間が長くなると、洗脳に近い状態になるでしょう。

認知症だった義母は、テレビで見たことが真実でした。
身近な家族が何を言っても、信じませんでした。



大方のテレビやゲームは想像力を奪います。
想像力の欠如は、感性を失くし、強い刺激にしか反応しなくなります。
自分への痛みには敏感だけれど、他者には無気力・無関心で攻撃的になりがちです。



テレビを消してみませんか?
そして、語り合う時間を持つのもいいでしょう。
本の読み聞かせをしたり、身体を動かしてじゃれ合って遊ぶのもいいでしょう。






一日のわずかな時間でも、テレビを消す時間を作ってみてはいかがでしょうか。




  
  大雨の中、登校中の小学生…恐らく低学年。
  楽しそうに歓声を上げながらチャポチャポ…




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