今年の流行語のように年が変わるとすっかり話題に出なくなってしまう恐れがあるので年内に記しておく。
以前書いたようにエイジアファンだ。
ほぼ2年ごとの来日公演が今年もあった。 6月に。
ただオリジナルエイジアではない。
新人若手ギタリストへ交代での新しいアルバムのツアーだ。
曲作りはオリジナルエイジアのときもウェットン・ダウンズのものがほとんどなのでギターが代わってもそんなに違いはないと思われがちだが、全然違う。聴けば聴くほど違いが気になる。
エイジアサウンドにならないのだ。
エイジアにおけるハウ爺(G)の存在は大きい。
90年のPスロール
ペインエイジアのギター
ウェットン・ダウンズのギター
みんな悪くはない。オリジナルエイジアの曲でなければ、むしろ良いと思う。
ただ、オリジナルエイジアの曲に関してはどうしても違和感が。
ボーカルのウェットンが代わったときと同等の違和感を感じる。
ドラムのCパーマーが正確にリズムを刻むスタジオドラマーに代わってもダメ。
ウェットンとダウンズ
まとわりつくハウのギター。 ときに走りすぎ手数多過ぎのパーマー。
このファンタスティックフォーが融合してこそエイジアだ。
今回はそうではないエイジアだった。
でも過去にエイジアに参加したギタリストではなく、若い世代が加入したことで、
元々ハウなしだった Days Like These Go
今のハウではちょっと・・・の Don't Cry のところは
80年代に若返ったような気分になり楽しめた。
ただ連日参戦は今回なしにした。
日程も影響した。
サッカーワールドカップ 日本vsギリシヤ と日程がかぶっていた。
会場が渋公だったため、サッカーの結果によっては渋谷スクランブルで暴動が起こりかねない。それを避けたかった。
自身もサッカーに集中したかったためもある。
結果はご存知のとおり、ギリシヤに勝てず、グループリーグ突破は時節持越しの微妙な結果で、渋谷スクランブルも大きな混乱はなかった。
で、後日グループリーグ敗退という最悪の結果。
もの足りなかったエイジアファンを気遣ってかどうか、
2010年のライブ映像が今年になって発売された。
後期オリジナルエイジアが一番充実していた頃の屋外ライブ。
SV600でスキャン