昨日(2日)、NHKテレビで夕方の6時半ごろ、「待機児童を減らす取組み」という番組を放映していました。
待機児童を減らすために、自治体でさまざまな取り組みがされていることを紹介する番組でした。
朝、一旦、保育園に集まった年長児をバスで空きのある保育園に送り迎えする横浜市の例、幼稚園の入園希望者が減っていることを利用し幼稚園と保育園を一体化した「子ども園」の紹介、短時間利用できる保育園などが放映されていました。
「保育の質」の面から言えば、子どものためにはなっていません。待機児童の解消のためには、認可保育園をもっと建てなくては、と思いながら見ていると、女性のNHK職員が画面に出てきて、大変なことを言い出しました。
「待機児童の解消のためだからといって、単純に保育園を増やせばいいというものではない。景気が悪いときには共働きの人が増えるが、景気のいいときには働く人は減る。予測を立てるのは難しい」と言っているのです。
まるで、政府の代弁をしているようなコメントです。毎年、全国で3万人から5万人の保育園に入れない待機児があり、「保育園をつくって!」の切実な声が上がっているというのに。
今でも、待機児童解消と称して、定員枠以上に子どもたちが入園させられているのに。
「保育園の増設で待機児童の解消を」という観点のまったくないNHKの報道に、大きな疑問を持ちました。
※ 西東京市では、12月1日から、平成24年4月1日からの保育園の入園申込みの受付が始まっています。
すでに平成23年度の入所申込みをし、欠員がないために待機されている方も、引き続き平成24年度の入園を希望されている方は申込みが必要です。
受付は、12月1日~12月15日(土・日も窓口開設)で、 田無庁舎・保谷庁舎、両方で受け付けます。詳しくは、市のホームページを見てください。
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