76回目の終戦記念日に誓う

今日は、76回目の終戦記念日です。

日本が引き起こした侵略戦争によって、アジアでは2000万人以上の方が命を奪われ、

日本人も310万人以上が犠牲になりました。

何という犠牲者の多さでしょう。

もう2度と戦争はしてはいけない、させてはいけないと心から思います。

 

私は戦争が終わった2年後、1947年生まれです。

戦争を知らない世代ですが、戦争中の話は、たくさんの人から聞いてきました。

 

゜食べるものもなく、空腹で空腹で、馬に食べさせるおからを食べて、激しい下痢に苦しんだことを話してくれた女性、

゜兵隊として南方に戦争に行き、食べるものがなく、蛇やカエルを食べた話をしてくれた男性、

゜中国で列車に乗っていた時爆撃を受け、自分は大丈夫だったが、電線に人間の皮がぶら下がり風に揺れていたと、つらい思い出を語ってくれた女性、

゜やはり中国で列車に乗っていた時、行く先々に、土がこんもりと盛られたところがある、なにかとおもえば、亡くなった赤ちゃんや子どもを埋めていたところだったと話してくれた女性、

胸が痛くなる思いで聞き入ったものでした。

 

こんな、犠牲者を累々と生み出し、国民を苦しめる戦争はまっぴらです。

2度と戦争はしない、軍隊は持たないと決めた憲法を守らねば。

憲法を変え、戦争する国にしようとする菅政権を倒さねば。

 

決意を新たにした憲法記念日でした。