HRDworld

 

USサイドマーカー加工取付け

2013-09-09 | クルマの話

USサイドマーカー
ゴルフ4に、USサイドマーカーを取付けてみました。
クルマを買った時から、けっこうやりたかったのがこのサイドマーカー。USDM仕様愛好家というわけではないんだけど、なんだか見た目的に好きなんですよね…^^;。

ゴルフ4の場合、北米仕様はバンパーもモールも専用品なので、そっくりフロントをUS化なんてのは非常に高コスト。いやいや低予算で…となると日本仕様のままモールに穴加工して取り付けってことになります。業者さんのブログなんかで、「加工取付できますよ」みたいな情報はいくつか見つかったのですが、実際どんな感じ?っていうの見つかりませんでした。(ま、当たり前か。)

ということなので、我流で試行錯誤しながらなんとか取り付けたので記事にしてみます。いまさらゴルフ4なんて需要なさそうだけど、加工が思ったよりうまくできたのでw
あ、実はマーカー自体も純正品ではなく、TYCという台湾製のものをebayで購入しました。送料含めても、日本でUS純正を買うよりもだいぶ安かったと思います。ぱっと見る限り、出来はけっこう良いです。

まず結論から言って、モールやバンパーの形状が違うので、US純正に準じた取り付け方(端っこのツメを引掛けてバネで固定)は基本的にできません。ですので、「モール&バンパーをカットして何かしらの方法(接着とか)で固定」というのがお手軽で現実的かと思います。

ではでは具体的な話。
まずはマーカー現物を測定して、CADなんかでカット用の型紙を作ります。これをラベル用紙に印刷。
モール端との相対位置は、写真を見てカンで決めちゃいました。マーカーの角はRが微妙だったりするのですが、3回くらい作り直したらだいたいフィットする型紙ができました。
型紙ができたら実際クルマに貼り付けて確認。だいたい良さそうなので次の工程へ。

カット用テンプレートだいたいよさそう

お次はいよいよカット。なんだかんだ言って、こういうカットは往年のミニ四駆方式?がベストかと。超音波カッターがあればあっという間なんですけどね…。ここまではモールをクルマに付けたままの方がやりやすいです。バンパーもモールも柔らかいのでとっても簡単に穴があきます。

穴あけ⇒切り取りモールを外して加工

だいたい穴があいたらバンパーからモールを外して仕上げの加工。この時、モールは長くてしなるので表面を養生しておかないと傷だらけになっちゃいます。作業中は実際にマーカーを合わせてフィッティングを確認しながら進めました。で、コレがなかなかぴったりにできてテンションが上がりましたw
切り口はタッチアップ塗装するつもりでしたが、マーカーをはめてしまうと全然目立たないのでそのままです。

モール加工の仕上げぴったりフィット

マーカーにはツメがあるので、一応面の位置は決まります。ギュッとはめ込む感じの寸法に仕上げたので、そのままでも大丈夫そうなくらいですが、念の為軽く接着しておきます。純正はバルブ交換を意識してワンタッチで着脱できるように設計されているのだと思いますが、頻繁に外すものでも無いし、必要があればモールの隅ごと外すことで対応できるかと思います。そうそう、バンパー側にも”逃げ”が必要です。まあ見えないところですので適当でOK。だいたい左画像くらい逃げれば大丈夫です。

アップもOKですよ?バンパー側の逃げ加工も必要です

ということで冒頭画像のようにちょっぴりUS風味に完成です。なかなか存在感があるので、満足度は高いです^^ 今更ゴルフ4のマーカー加工を検討中の方(いるの?)の参考になれば幸いです。もちろん点灯もさせる予定ですが、それはまたそのうちに。
Comments (20)
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ホイールのガリ傷補修&自家塗装

2013-07-11 | クルマの話

SPORTEC MONO10 design
SPORTEC MONO10。
スッキリしたデザインで以前から好きなホイールのひとつです。

ゴルフに履かせようと、某オークションで衝動的に落札してしまったのですが、これが思った以上に程度が悪くて泣きました(-_-;) でも買っちゃったものはしょうがないので、いっちょやってみようか!という気分になってスタートしたのが事の発端です。ところで購入したのは一時期RAYSが生産していたモデルですが、今のMONO10とちょっとデザインが異なりますね。

以前にZ32の純正ホイールを自家塗装したことはあるのですが、その際は表面の平滑化と塗装のみで、ガリ傷補修は初体験。ホイールの補修をプロに出すと溶接したり焼付塗装したりいろいろあるとは思いますが、こちらはDIYですので手軽なパテ補修&缶スプレー塗装です。
ただ、素人が使える資材の中ではちょっとだけこだわって、パテはブレニー技研のジーナスGM-8300、塗料は前回も使ったイサム塗料のエアーウレタンを使いました。

<用意したもの>
 ・ブレニー技研 ジーナスGM8300[パテ状の構造用エポキシ接着剤]
 ・耐水ペーパー(主に#400)&サンディングブロック
 ・シリコンオフ
 ・イサム塗料 くっついちゃうシーラー[密着材]
 ・イサム塗料 エアーウレタン(メタリックシルバー2本+クリア1本)

今回フェイス面のみを塗っていますが、シルバー2本+クリア1本で17インチホイール4本というのはかなりギリギリ(足りてない?)な感じです。単に下手っぴなだけかもしれませんが、スポークが多いと塗料をたくさん使ってしまいます。前回のZ32純正ホイールの時はまあまあ足りてた感じだったんだけどなあ。この塗料は硬化剤を混ぜて使う仕様上、使いかけで保存ができないので本数の見極めが大切なんですよね。
 
1.補修編
ではではまずは補修編。

悲惨な現実スポークまで損傷

これはもうみたまんまです。オークションの写真は実物よりキレイに見える場合がありますので注意しましょう。。。

地肌が出るまで荒削りアルミパテねりねり

最初は下地処理として地肌を出すためにガリガリいっちゃいます。傷の付近のクリアもはがしておきました。
GM-8300は付属のパレットで秤がなくても混合比を計量できるようになっているので便利です。パテ状と言っても粘度高めのエポキシ接着剤、という感じの質感。

損傷部分にパテ盛り(上達後)損傷部分にパテ盛り(上達前)

後で削る量が多いと大変なのでパテ盛りは最小限に…と言いたいところなのですが、当初はかなり盛り盛りな感じになってしまいました。でも4本もやるうちにだんだん上達してきた気がします。一回で済ませられるといいのですが、だいたい削ると小さな巣穴ができてたり微妙に盛りが足らないところがあったりで、パテ盛り⇒削り⇒不足部分にパテ盛り⇒削りといった工程になりました。

削り後1削り後2

そしてひたすらサンディングした結果がこんな感じ。左の画像で補修部分の感じが伝わりますでしょうか?
また、右の画像でかなり細かい傷にパテが入り込んでいる様子が見えるかと思います。慣れれば盛るのもやりやすかったですし、GM-8300をこういう用途に使うのも結構アリだなという感じです。

2.塗装編
お次は塗装編。

スプレーのラインナップシーラー後

先述のとおり、使用したのは左画像のものたち。アルミの地肌には密着剤をつかうべしとか、いやいや普通のプラサフでいいよ、とかいろいろ意見があるみたいです。シーラーは透明なので、塗るとクリアを塗った感じになります。

メタリックシルバー塗装クリア塗装

シルバーだけでもうまく塗ればけっこう光沢が出せるんですが、ここであんまり頑張ると垂れますので注意!というか一箇所垂れました…。本格的にやるのであればシルバーを硬化させて異物取りや磨き何かをやってからクリアに移行するべきなんでしょうが、あまり時間をかけられないのでそのままクリアを塗り重ねちゃいました。それでもクリアを塗るとそれなりに見えてきますので、私の求める「遠目に見る仕様」であればこれでもOKです。右画像の片隅に見えていますが、センターキャップも同時に塗装しています。

一番ひどかったあいつ一番まともなこいつ

さて、冒頭でガリガリだったあいつもなんとかそれなりになりました。じつはこれの塗装で失敗してるのですが…まあパッと見がよければOKという気持ちで行きましょう。

バルブはブルーマジックでタイヤをはめたらできあがり

傷の補修とは直接関係ないけど、エアバルブはブルーマジックを使って磨いておきました。これまであまり使ったことなかったのですが、結構キレイになります。研磨剤では無いんですよね…名前の通りなんだか不思議なケミカルです。
さてさてレポートも大詰め、最後はタイヤをはめて完成です!おつかれさまでした!!

3.最後に

MONO10 x GOLF4
そんなこんなでなんとか補修&塗装が完了してタイヤを交換することができました。ガリ傷がほぼ全周にわたっている個体もあって、正直けっこう大変でした。
業者に出すよりは圧倒的に安価にそれなりな見た目になり、自分でやったという満足感もありますが、かなり時間がかかっちゃったので費用(+手間)対効果は…です。でもまあDIYなんてそんなもん?だし、多少スキルアップになったかなという気はしますのでよしとします。

そうそう、今回のようにあまり程度が良くなくて全体を塗装しちゃう前提ならいいのですが、1本のある1部を補修する場合などはホイール色に合わせた塗料の準備がネックになりそうです。
以上、ホイール補修&DIY塗装のレポートでした。
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西伊豆スカイライン

2013-06-09 | バイクの話

緑の中を駆け抜ける爽快感
先日、初夏の西伊豆スカイラインを走ってきました。
伊豆のドライブ/ツーリングコースというと伊豆スカイラインが有名だと思いますが、バイク雑誌などに何度かこちらが紹介されており走ってみたいと思っていた道です。
かつては有料だったのですが今は無料で、現在は正式には静岡県道127号ということになるようです。また、南下するように走るとそのまま西天城高原線(県道411号線)に入ることになります。

雑誌などにあるとおり、景観も道の状態も大変よく、これぞワインディング!という感じのとても気持ちの良い道路でした。それにたまたまかもしれませんが、ほとんど通行する車もなかったこともとっても好印象でした。
アップダウンを繰り返しながら走るこの道、高いところでは標高が900m弱あるため、街中では汗だくな格好でも肌寒いくらいです。

右も左も空、緑、道。

県道127号のスカイラインに入る少し手前にここには展望台、喫茶店、トイレなどを備えただるま山高原レストハウスがあります。西伊豆スカイラインの付近ではここが唯一の施設の整ったパーキングということになるようです。テラス席でコーヒーをいただきながら一休みするのも静かで気持ちよかったです。晴れていれば富士山もしっかり見えるようですがこの日は霞んではっきりとは見えませんでした。
また、接続する県道18号にある瞽女(ごぜ)展望地では森の向こうに駿河湾を望むことができました。

だるま山高原レストハウスより瞽女展望地より

今回は時間の都合上西天城道路の終点?牛さんがのんびりしている天城放牧場のあたりで折り返して伊豆をあとにしたのですが、また機会を作って伊豆半島一周なんかもしてみたいです^^
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ギヤポジションインジケータ GearTronics 2

2013-05-12 | バイクの話

PZRracing/GearTronics2 GT400
バイク乗りなら誰しも経験があると思われること、それは…
「あれ?今何速だっけ?」
と、現在のギヤポジションがわからなくちゃう現象。
コーナーを2速で回って立ち上がりで3速で―なんてその気になって?いるときはまだ良いんですが、だらだら街中なんかを走っているとあれ?ってことがあるんですよね(^-^;)
というわけでギヤポジインジケータ装着記です。

この手の製品はいくつか種類がありますが、つや消しのケースや液晶ディスプレイの感じがPC41のメーターの雰囲気にマッチしそうかなと思いPZRracingのGearTronics2をチョイス。照明をオレンジに設定したので、夜は結構周囲に溶け込んでいます。

とりあえず先に取り付け後の画像照明色は6色より選択可

続いて取り付けの話。
この製品は車速と回転の信号を拾って表示するタイプで、汎用ですので配線加工の必要があります。都合5本の配線(電源、グラウンド、車速、回転、設定用)をメーター裏のハーネスにつなぐだけなんですが、メーター裏までたどり着くのは結構大変です。今回実はHIDの取り付けなども同時行っているのでここまでばらすのも仕方ないのですが、見た目を抜きにすれば診断カプラなどにカプラーオンで取り付けられる製品があるようなのでそちらがおすすめです。

メーター裏にたどり着くころにはこの姿メーターハーネス(矢印)

配線の分岐は極力もとの色と似た色のAVSS線(0.5sq)にしておきました。また、分岐させた先には純正と同じ防水カプラをつけておいたのであまり違和感なくできたかなと思います。このカプラ(たぶん住友電装製)はデイトナが1個で販売していますので利用しましたが、カプラ1セットにこの値段はさすがにちょっと高いですよね…(-_-;)

配線の分岐加工分岐ハーネスのカプラ

取り付けが済んだら設定作業をします。
要は1~6速のエンジン回転数と車速の比をメモリーする作業で、実際にクラッチをつないで後輪を回す必要がありますのでリヤスタンドが必須、ということになっています(押しやすいスイッチと安全な場所が用意できれば実走でも出来なくはないと思います)。またこの製品にはシフトランプの機能もあり、こちらも設定の必要ありです。実際にシフトランプを点灯させたい回転数までエンジンを回す必要がありますので、設定作業は場所や時間帯を選びます。。

先述のとおり、車速と回転数しか見ていませんので、ギヤチェンジの瞬間やクラッチを切った際などは表示はおかしくなりますし、極低速では不安定です。また、ニュートラル信号もとっていませんので、ニュートラルに入れた瞬間にはゼロ表示にはなりません。ニュートラル信号はだいたいどのバイクでもあるだろうから信号を入れる仕様にしてくれたらよかったのに…。とまあ多少の不満はありますが、普通に走っていれば何の問題もなくギヤを表示してくれますし、大きくて見やすいのでとても便利です。

個人的には、最初からつけといてくれればいいのに!と思う機能No.1です。
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CBR600F(PC41)のサービスマニュアル

2013-05-04 | バイクの話

Haynes Manual No.5572
CBRはHRDworldでは唯一の新車なので、そうそう壊れたりはしないはず。でも部品の取り付け時など、ちょっとした作業時でもやっぱり手元に置いておきたいサービスマニュアル。
カウルをばらしていく際など、見えづらい場所のネジを見落としてアレ?外れないなあーなんてグイグイやっていたら割れちゃった!なーんてことになっても悲惨ですし、足回りなど、バラしたはいいけど締め付けトルクがわからない!とか、このワッシャどこに入れるんだっけ?とかなったりすると厄介です。

実はバイク購入時にお店に相談していたのですが、「手配は可能だけど、3万円(!)くらいするよ」とのことでした。
現行車のマニュアルに3万円はちょっと高いなあと思い、まあ自分で何とかしてみます…と同時購入はやめてなんとか直接買えないかなーと思ってネットを徘徊していたのですが、パッと売っているところは無いし2-3軒問い合わせたけど反応なしだったりして買えずにいました。

そんなとき、ふとe-bayを眺めているとHaynes社が出していることが判明!兄弟車のCBN600,HORNETとまとめて一冊のマニュアルになっていました。いやー、2輪用を出してるってことすら知らなかったんですが、ましやこんなマイナー車に!!…って思ったけど、欧州じゃあそんなにマイナーじゃないはずなんですよね(^-^;)
このマニュアル、もちろん英文ですし図は基本的にモノクロの写真で見づらさもあるのですが、あると無いとじゃ大違いです。私としてはそのあたりはゴルフでHaynesに多少慣れていたのでなんとかOKです。

日本ではマイナーな輸入車新型モデルってことでネット上にもまだまだ情報が少なく、整備面などいろいろ不安があるわけなんですが、これで少しは不安解消になりそうです。

カウルのはずし方も画像で解説配線図はフルカラー

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ENKEI RPF1

2013-05-03 | Z32の話-その他

ENKEI Racing RPF1 x Z32
なんだかふと思い立ったので、お気に入りのホイールを紹介。
紹介っていっても有名すぎるRPF1ですが…今どき17inchがこだわり?です(笑)

ご存知の方も多いかと思いますが、このホイールにはフェイスデザインが2種類あり、両者はずいぶん雰囲気が異なります。
17inchの場合は~8.5Jまでフロント用のリムとセンターがフラットなもの、9.0J~はリヤ用のセンターが窪んだディープなものになります。
いわゆるZ32推奨サイズだとフロントは8.0Jとか8.5J程度ですが、このフロント用デザインがあまり好みでないので、フロントに9.0以上を履かせる必要(?)がありました。
しかしこれはリヤ用デザインゆえ、キャリパー対応の情報がなく、またオフセット(今はインセットと呼びますね)の選択肢もあまりありません。

そんなこんなで薄いスペーサを何枚が用意してあれこれ検討した結果、
F:9.0J+28(+35 + 7mmスペーサ)
R:9.5J+38(これはふつうのR用サイズ)
としました。スペーサはハブリング一体で有名な佐藤精機(TK-Lathe)のアジャストスペーサ、ハブボルトは10mmロングにしてあります。ツライチ追求派の方から言わせればまだまだ甘いでしょうが、これで干渉ゼロでなので実用派?の私的にはOKです^^
ただ、タイヤが減ってくると前後同サイズでローテーションできるようにしといた方がよかったかも?なんて思えてくる今日この頃です。。。

注1)ツラの感じは車高/キャンバやタイヤの銘柄やサイズによって大きく異なりますので参考までに。。
注2)Z32純正キャリパの場合、このサイズだと干渉すると思われます。
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ゴルフ、はじめました。

2013-04-27 | クルマの話

VW Golf MK4 GTI
まあ、当然ながら(?)クラブでボールを打つアレじゃなくて。

以前から欲しいと思っていた、日常使いのクルマ。
星の数ほどあるクルマたちを漠然と見ているとキリがないので、条件として

 ・安い(これ重要)
 ・日常の使い勝手良好
 ・それでいて走りも楽しめそうなクルマ

…ということで選んだのがゴルフMK4 GTIです。
今回、はじめての輸入車&AT車。GTIならMTもあるので少々迷ったのですが、中古車は一期一会ですので今回はATにしてみることしました。

じつは買ったのは昨年のことで、既に半年ほど通勤など普段の足にしています。
とっても乗りやすくって結構速くて、人も荷物もそれなりに載せられるし、値段も加味すれば今これ以上の下駄グルマは無いのでは?と思えるほど。10年以上経っている車ですので相応にヤレた感じなのですが、ボディの剛性感や高速での安定感、手応えのきちんとあるハンドリングなど、国産コンパクトには無いものがあるように思います。
見た目的にも、この型は昔よく見かけて印象深かった“3”の正常進化版って感じがして気に入っています。

いわゆる“ホットハッチ”のルーツとされる"GTI"。
歴史的に見ると90年代後半からのVWは高級化路線まっしぐらの頃で、サイズは大きく重くなり、ボディの溶接だとか内装の仕上げだとかにこだわってぐんと品質が上がったと言われていますが、それと引き換えに?歴代モデルに比べて「マイルド」とか「牙の抜かれた」なーんて表現されているようです。
確かにフロントの大きく寝かせたキャスタや挙動の大きさ(ヘタってるだけかもw)など、ハンドル切ったらすっ飛ぶような俊敏タイプとは程遠い感じ。
でもその分?高速安定性や乗り心地はいいですし、ブレーキングで大げさにノーズを沈めたあと、重めのハンドルをゆっくり回して、ロールさせながらぐるりと回る感覚も、これはこれで楽しいです。
また150psとパワーだけをみると控えめなスペックですが、常用域でのサポート役に徹する過給は非常に扱いやすいです。うーん、やっぱりMTにしとけばよかったかな…(^^)

教科書は必需品さっそくピットイン

さてさて定番のHaynesマニュアルも買ってさっそくピットイン。
最初にやったのはオイル交換でもブレーキパッドの交換でもなく、ジャッキパッドの取り付けです。

このクルマ、ボディ剛性感・カッチリ感はすごくいいのですが、サイドシルが絶望的に弱いです。
取説には国産と同じようにサイドシルのジャッキポイントに車載のジャッキ(「く」の字型の独特なタイプ)を掛けるように指示されているのですが、それをやろうとしたら嫌な予感…
すぐに作業をやめたのでまだ良かったものの、ちょっと変形させちゃいました。
調べて見るとAudi/VWの純正部品としてジャッキパッドなるものがあるとのことで早速購入&取り付け。もともと樹脂製のキャップで塞いである穴にパチンとはめられるようになっています(リンク先に動画あり)。
ふう、やっとこれで安心して作業できるってもんです。
ちなみに上記のマニュアルは買ってから気づいたのですが日本語版もあるみたいです。。。

フロントはここリヤはここ

まずは中古車恒例の初期点検ってことで、オイル/プラグ/エアフィルタなどなどエンジンまわりやサスペンション/ブレーキなどなどを見学・点検→エンジンオイルやプラグは交換。パワステフルード補充。HID取り付けなどなどを行いました。
なんと、プラグホールはにはオイルがべったり溜まっていました…しかし、これは今漏れてるわけではないんです。
この状況を発見した際、清掃だけして一旦戻しておきました。しばらくしても溜まっていない。実はこのクルマ、ヘッドカバーガスケット交換の形跡があります。おそらく、その時しっかり清掃してないってことなのでは…。前オーナーは一貫してVWディーラーでメンテナンスしていたみたいなんですが。うーん。

コイルを外すと…液ガス再塗布の形跡ありオイルべたべた(-_-)

ま、こんなことでめげていては格安中古車ライフはやっていけませんので気を取り直していきます(^o^)
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静音エアーコンプレッサ

2013-03-24 | 工具の話

シンセイ EWS-30
えーっと、最近静音エアコンプレッサなるものを購入しました。これが自分の抱いていた期待以上に静かで感動したので紹介してみたいと思います。

普通のガレージに置けるような家庭用のコンプレッサはタンク容量が小さいので圧力が下がりやすく、割と頻繁にスイッチが入ることになります。その度にけたたましい音を立てて…というイメージがあったのですが、最近は「静音タイプ」なるものが人気の様子。

意外にも(←失礼)アストロプロダクツのオイルレス サイレント エアーコンプレッサに高評価なレビューが多くありなかなか良さそうな感じだったので購入しようと思っていたのですが、もう少し調べるとアストロのOEM元?と思われるそっくりな製品を発見。それがシンセイというところのEWS-30です。

で、実際に使ってみると本当に静か。
…ってもちろんコンプレッサですので音はしますが、シャッターを降ろしたガレージ内で運転が始まっても普通に会話できます。感じ方は人それぞれとは言えど、一般的なものに比べれば格段に静かなことは間違いないです。少なくとも私の立地条件だと夜でも全然気になりません。

静音コンプレッサ、なかなかおすすめの一品です^o^
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STOMPGRIP

2013-03-18 | バイクの話

STOMPGRIP on 600F
またまたおひさしぶりです。
最近はめっきり春めいてきたのでバイクの話題。

CBRには巷で話題?のSTOMPGRIPを貼っています。
突起のついたシートをタンク周りに貼り付けることでホールド性を高めるこのアイテム、レースシーンでもかなり人気なんだそうですが、普段使いでもなかなかいい感じ。曲がる、止まるが非常にやりやすくなります。「ジーンズだと痛い」という意見もあるようですが、私はあまり気になっていません。

でも右の画像、もし600Fのオーナーさんが見たら、あれ?と思ったかも知れません。
そう、CBR600F(PC41)用は今のところラインナップにはないんですよね。こういうときマイナー車はツラいワケですが…実はこれ、YZF-R1(09-10)用です。通販サイトの商品画像をじーっと眺めて、ちょっとの加工でなんとなく合いそうなものをチョイスしました^^

カットはこんな感じ突起部のアップ

というわけで現物合わせでカットして貼り付けたのが右上の画像。普通のカッターで切れます。
まあまあ違和感なく収まった感じがしてますがどうでしょうか。

単なるイボイボのすべり止めシートがこの値段…と思うと高く感じるのですが、値段以上の価値はあるという気がします。
あ、HONDAタンクパッドは600Fの純正部品としても設定されていますが、国内のCBR250R純正品と同じものですので買うなら250用でOKです^o^
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2013

2013-01-20 | 雑記

クインキーの外装部品で練習中…
今更感がありまくりですが、あけましておめでとうございます。
いつの間にやらすっかり2013年が幕を開けてしまいましたね^^;
このサイト的にいうと、昨年はあんまり更新できなかったなーって感じの一年でした。
2012年の最初の記事の写真は、その頃作業中だった、Z32のリヤのブシュを全てEnergySuspensionのウレタンブシュに交換しましたよ…という記事を書くつもりで載せたのですが、結局記事が書けずじまいでした。今年こそは記事にしよっと。

そして今年の記事の写真は何かというと…なぜかお正月に突然やってみたくなったラッピングを施したクインキーのパーツ。
使っているのはド定番の3Mダイノックシート(CA-421)です。最近のシートは本当に出来が良くって、ちょっと離れてみると本物のカーボンみたいですね。

動画なんかを見てるとみなさん鮮やかに貼っておられて一見簡単そうに見えるのですが、キレイに貼るにはやっぱりいろいろテクニックやコツがありそう。角や内R、ちょっとしたくぼみなどいろいろ難しいです…^^; とりあえず、練習がてらクインキーの外装部品をカーボン化?させてみたいと思います。完成したら日本に一台の“フルカーボン調”クインキーになるかな?!

ということで2013年も、どうぞよろしくお願いいたします^^
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