ASCD(Automatic Speed Control Deviceの略?)は、いわゆるクルーズコントロールのことです。
Z32前期の場合、AT車には標準、MT車にはメーカーオプションでした。
MT車にクルーズ、という組み合わせがあったこと自体が割と珍しいと思いますが、それをわざわざメーカーオプションした人ってのも相当珍しいみたいでMTでASCDつきというクルマはなかなか見ません。当然私のクルマにも付いておらず、クルーズほしいな…と思いつつメーカーオプションなので後付けは難しいかなあ?と思っていたのです。
しかし、整備要領書とにらめっこをしているとなんだかできそうな気がして、やってみると案外出来るもんでした。
取り付けてから2年ほど経ちますが現在も快調に作動しています。
ただ、どうもクルーズコントロールって国内ではあまり重宝がられていないような風潮があって、MT車へ後付けの情報を某サイトで紹介したときもかなり淡白な反応でした(^-^;)
楽チンで、安全で、なおかつ今風に言うとエコドライブにもつながるわけで、利用しない手はないと思うのですが。
ということであんまり需要はないと思いますが一応紹介だけ…Z32のASCDは右の画像のような感じになっています(整備要領書より)。要はこのとおりに配線すれば動くわけです。速度信号を拾い、アクチュエータがスロットルの開閉を制御しするという案外シンプルなシステムで、ECUなどとは完全に独立した制御なので後付けもできそうだと思ったのです。
しかもクルマを覗き込んでいろいろ調べてみると、MT車にもほとんどの配線やリレーなどがあることがわかりました。というか、見つけられなかったのはコントローラ~アクチュエータの配線くらいでした(もしかしたらそれもあるのかも?)。
部品も、初期型AT車にはどれもASCDが付いているのでたくさんあります。
左写真の手榴弾みたいなのがアクチュエータで、その左にあるのがバキュームポンプです。スロットルのプーリーも、もともと二つありますので無加工で取付可です。
それにしても、わざわざASCDのためだけにバキュームポンプを付けてまで負圧アクチュエータ式にこだわっているのはやはりフィーリングのためなんでしょうか?以前紹介した汎用のクルーズコントロールにも負圧式と電動式がありますが、負圧式のがフィーリングが良いという意見があるようです。
その甲斐あってか、クルーズ時のフィーリングは割と自然です。
5速100km/hでだいたい2800rpmくらいですが、低速トルクがそれなりにあるのでMTでも速度維持は普通にできます。
また、田舎の空いた一般道では4速60km/hという使い方も、結構アリです。
あそうそう、ASCDはセット速度の上限は105km/hですが、ちょっとした加工でこのリミットを外せます(情報元が限定公開としているのでここでは方法は書かないでおきます)。が、セット速度が速すぎるとすぐ追いついちゃうのでやはり多用するのは90km/hくらいです。かなり楽チンで燃費も伸びますよ(^-^)
Z32前期の場合、AT車には標準、MT車にはメーカーオプションでした。
MT車にクルーズ、という組み合わせがあったこと自体が割と珍しいと思いますが、それをわざわざメーカーオプションした人ってのも相当珍しいみたいでMTでASCDつきというクルマはなかなか見ません。当然私のクルマにも付いておらず、クルーズほしいな…と思いつつメーカーオプションなので後付けは難しいかなあ?と思っていたのです。
しかし、整備要領書とにらめっこをしているとなんだかできそうな気がして、やってみると案外出来るもんでした。
取り付けてから2年ほど経ちますが現在も快調に作動しています。
ただ、どうもクルーズコントロールって国内ではあまり重宝がられていないような風潮があって、MT車へ後付けの情報を某サイトで紹介したときもかなり淡白な反応でした(^-^;)
楽チンで、安全で、なおかつ今風に言うとエコドライブにもつながるわけで、利用しない手はないと思うのですが。
ASCDシステム図 |
しかもクルマを覗き込んでいろいろ調べてみると、MT車にもほとんどの配線やリレーなどがあることがわかりました。というか、見つけられなかったのはコントローラ~アクチュエータの配線くらいでした(もしかしたらそれもあるのかも?)。
部品も、初期型AT車にはどれもASCDが付いているのでたくさんあります。
左写真の手榴弾みたいなのがアクチュエータで、その左にあるのがバキュームポンプです。スロットルのプーリーも、もともと二つありますので無加工で取付可です。
それにしても、わざわざASCDのためだけにバキュームポンプを付けてまで負圧アクチュエータ式にこだわっているのはやはりフィーリングのためなんでしょうか?以前紹介した汎用のクルーズコントロールにも負圧式と電動式がありますが、負圧式のがフィーリングが良いという意見があるようです。
その甲斐あってか、クルーズ時のフィーリングは割と自然です。
5速100km/hでだいたい2800rpmくらいですが、低速トルクがそれなりにあるのでMTでも速度維持は普通にできます。
また、田舎の空いた一般道では4速60km/hという使い方も、結構アリです。
あそうそう、ASCDはセット速度の上限は105km/hですが、ちょっとした加工でこのリミットを外せます(情報元が限定公開としているのでここでは方法は書かないでおきます)。が、セット速度が速すぎるとすぐ追いついちゃうのでやはり多用するのは90km/hくらいです。かなり楽チンで燃費も伸びますよ(^-^)
参考までに!
ご教示ありがとうございます。
部品取付車探して頑張りたいと思います。
また、ご教示下さい。
こんにちは。本文中にあるとおりですが、私のクルマの場合はH4NA2s(マイナー前)の場合はコントローラ~アクチュエータの配線(4本)を除いて他の配線はもともと有りました。
したがって、この4本を助手席足元からエンジンルーム内のアクチュエータまで新設しました。また社外ステアリングを使用しているためハンドル部のスイッチは移設しており、多少加工(取り付け、配線ともに)しています。
http://blog.goo.ne.jp/hrd_world/e/e51bdb1a73a0cdee0cb307000342b5a0
配線がもともとあると言ってもいわゆる「ポン付け」というわけではありませんのでご注意を。
断言はできませんが年式的に同じ状態の可能性はあると思いますので、一度ご自身でお調べになってはいかがでしょうか。
はじめまして。クルーズコントロールはとても便利で気に入っています。ただアクチュエータがマスターシリンダストッパとそのままでは共存できないので加工を検討中です。。
何か具体的にお知りになりたいことがあれば、またコメントくださればわかる範囲でお答えします。ではでは。
私も装着を考えています。
もっと詳しいことをお聞きしたいです。