ちょこっと現代化? |
90年代基準のZ32は当然のようにベルト駆動のカップリングファンですので、取っ払って電動ファンをつけよう!と計画中です。(その後実践しました)
ラジエータファンの電動化のねらいは
- カップリングファン取り外しによりレスポンスの向上(するといいな)
- 省スペース化により整備性向上(期待大)
- 不必要なファン駆動を抑制して静音化(アイドル騒音減りそう)
他にもファン電動化を後押ししているのは、今のカップリングファンの劣化だったりします。カップリングはまだ生きているようですが、ファンの根元が割れはじめていて、バラバラになるのも時間の問題です。お金かけてこれ(カップリングファン)直すくらいならいっそ電動にしちゃおう!って魂胆です。
用意したのは日産純正の2連ファンです。オークションで3,000円ほど。
ファンはΦ320、シュラウドの外形は横700mm×縦360mmと、縦がちょっと足りませんがNAのラジエータ(691mm×400mm)になかなかぴったりなサイズです。
干渉確認のために仮合わせしてみたところ、ちょっとエアコンの配管に当たるくらいでいい感じに収まりそうです。
あら、ぴったり! | 少なくとも整備性向上にはなりそう |
電動ファンの制御には何かしらのコントローラが要りますが、トラストのマルチスイッチングシステムが格安だったので入手。約2,000円でした。
これは単なるファンコンという訳ではなく、水温や車速、回転数などなど入力がいろいろ選べる汎用コントローラです。ですから水温制御のファンやウォータースプレーのほかにもたとえば回転数に応じてレブランプをつけたり、点火カットをしたりその他電装品を任意の速度で動かしたりと工夫次第でいろんなことに使えます。出力が2chしかないのが残念とはいえ面白い製品だと思うのですが、生産終了みたいなのでほしい方はお早めに!。
本当はこの手のものをマイコンを勉強して自作したいところなので、ぼちぼちと勉強中です。
補助ファンのAC連動 |
そうすれば2個のファンは完全に水温で制御できることになりますので、マルチスイッチングシステムの2ch出力で1個ずつ独立に制御します。今まで年に数回しか動かない補助ファンですが、まだ元気でしょうか?
純正補助ファンのAC連動は実は簡単で、ECUの19番と9番をダイオードを介して接続すればOK(なはず)です。
ECUへの配線にあたり、今後のことも考えて延長ハーネスを買おうか、悩み中です。
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