ワイン農家のつくりかた~Natan Weinberg

”ワインと人生を共にしたい人”が行き着きたい場所へ手ブラで向かって足掻いてる模様

納豆菌

2016-07-19 20:19:44 | 日記
納豆菌には大きく三種あり、その中の『高橋菌(山形)』がベト病の予防だけでなく治療にも効果的だということが分かった。

その他の納豆菌にもさまざまな病気に有効で、作物に良い効果がある。(事例が多過ぎて(笑)微生物・自然農本 参照)


作り方は簡単(6aの畑)

納豆2パック(1パックずつが安全)に(ヨーグルト小さじ1)温水(40℃程度)を加えミキサーで撹拌


白く泡立ちもったりしたらオッケー

濾すには 100均の“排水溝用不繊布”が便利


今の時期なら室温でもしばらく放置しておく

こうして出来た液体を水道水で18Lになるまで希釈し散布



草刈りもがんばり、今日は葡萄たちも気持ち良さそう

微生物を感じる

2016-07-19 11:01:49 | 日記
只今ベト病大盛況の畑…

「対策に治療薬と予防薬を!」
と言われ、色々調べるも…

気がのらない…

いや、病気のみんなを放置する気も全くなく、早くどうにかしてあげたいんですけど…
薬品を調べても、よく理解が出来ないんです。

例えば除草剤ひとつとっても、葡萄に触れない場所に!とか、散布者もマスクやメガネ、長袖長ズボン帽子着!とか…
なんか怖いし、成分よく分からんし、その分また悪化するなんて話もよく聞くし…

『病気や害虫に見舞われたら面倒やから、薬薬!』でのちのち後悔しないのか、自分に自信がなかったんです。

それに、葡萄との関係に壁が出来そうな気がして…


そんな悩みの中、数年前フランスでお世話になったブルゴーニュのヴィニュロン『シモンビーズ』のビーズ千砂さんに再会することが出来、素晴らしい道標をいただきました。


『微生物を利用し、葡萄本来の力を高めてあげる』
ということ。

そう。シモンビーズはビオディナミを試みているところなんです。

がっつりビオディナミを考えてはないですが、我が子と同じように『栄養を取らせて丈夫な体を造ってあげること』そして、どうしようもない時なら風邪薬を使ってもいいじゃない!

千砂さんが教えてくださった
『天と地を繋げるのが人間の役割。あとは葡萄達をよく見て感じて信じること。』

葡萄もこの地も私もそれぞれでそれぞれじゃない。
だから面倒でもやってみよう!
とことん、葡萄と送受信。