horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

3.11(火) 晴

2003-03-11 14:52:00 | 日記
好天ポカポカ陽気が、ついに部屋ごもりのジイサマを庭へひっぱり出しました。

肥後椿が尖兵だけでなく次々に花開く様相です。この樹も二十数年の樹齢なのですが、毎年八重咲きの大輪の花を樹いっぱいに飾り立てます。先日も紹介したけれど二本が一本に見えて、真っ赤な花と斑入りの花がいりまじってなかなかに素敵な眺めなのです。

気の早いレンギヨウの細長い枝に黄色の蕾(中には咲きはじめたのも)と黄緑の葉の芽が、びっしり引っ付き合って並んでいます。一斉に開花する頃は四方に伸びた長い枝が、打ち上げ花火のしだれる光りさながらに四方に広がります。ただ難点は花が終わったあと葉をつけた枝がぐんぐんと遠慮なしに伸びてきて、ほかの庭木の邪魔をすることで、先っぽは切られる運命に。

ボケの蕾もいざ開かん哉の態勢、枝がひねくれてトゲだらけで、家内には嫌われ者なのですが、薄紅色の花は愛すべき姿、かの山下清の貼り絵にこの花の作品がありましたね。
スオウはまだ花芽だけが枝々にくっついて膨らみはじめているところです。この木も天高く伸び過ぎなので花が終わったら剪定しなければならなくなりました。

地面いっぱいに雑草がはびこっています。まあ彼等にだって生存権はあるわけで、人間様の都合だけでひっこ抜かれるのは不条理ですが、可哀想だけれど致し方ないと引導わたします。

そういえば友人の中に自分の庭は雑草園だと威張ってたのがいました。