月曜日はやっぱり寂しい。朝から一人新聞読みながら、孫たちの甲高い声やゲームのBGMが聞こえて来ない我が部屋は深閑としている。ファンヒーターも消しているのでなおさらである。
昨日の「二回嬉しい」はやはりエピグラム(警句)特有の逆説的表現でしかないことを思い知らされた。
元同僚で僕より三つ年上のT氏が手土産に自分の庭で育てている甘夏を数個ぶら下げてのご来訪、とにかくまだまだ達者である。走ることが趣味で壮年時代から「球磨川走ろう会」などというグループを作って堤防の道路をジョギングしてた人だが、定年退職後も毎年「天草パールラインマラソン」など国内の大会のみならず、ハワイのマラソンにも欠かさず参加していて、今でも続いているという。さすがに年とって走れないけれど、コースを歩いてゴールインするのだとかで土産話がはずんだ。そのほかごく最近中国旅行にも行って来たそうで桂林とか北京とかの様子を事細かに拝聴した。そして日常生活では町内の老人会世話役やボランティア活動などなどの話、まことに以って元気そのものなのである。
一時間ばかり、こちらはもっぱら聞き役でお相手してたけれど、こんな活気あふれる生活ぶりを見せつけられると、部屋ごもりでPCにばかり向かっている我が身は肩をすぼめるばかり。