うらをみせ おもてみせ散るモミジかな
良寛が亡くなる時 か細い声で 彼女 貞心尼の耳元で読んだ句で有名である
長岡藩の武家の家で生まれ 16歳で豪雪地帯の魚沼の医者に嫁いだ彼女は 子供ができず 20歳で出されてしまった 義母より散々いじめられて 人生に絶望し髪をおろし長岡で 尼になる そのころは良寛さんはすでに有名ぬあっていて 初めて良寛と会うのが 彼女が29歳 彼は69歳であったそうな
そして村人は、二人の仲を噂し心配しますが、二人は一向に意に介する風ではありませんでした。
二人は、度々会って花鳥風月を愛で、仏を語り、歌を詠みました。
そして良寛は、貞心尼に看取られて亡くなりました。かなわぬねがいと 人びとに対する優しい心が現れる この句を辞世の句としたようです
いいですね!