いよいよ 四つ上の兄も 足腰が弱くなり 歩くのにも 時間がかかるようになった。
二三年前に 軽い脳梗塞を起こし 左足を引きずりながら 少しずつ歩いていたが なかなか 外に出るキカイもなく 家に閉じこもり 寝てばかりいたのだ、、、、
この祭日に 小どもや孫たちが集まり 近くで外食 そこに行けなくなったのだ 残念 ー
人は老いる 口数が少なくなり それぞれの機能も落ちていく そんな旦那を認めたくない妻 つい イライラ 妻は五つ若い 飲みっぷりもいいが、
お願いだから もう少し 兄貴を 優しくして欲しい。
昔 兄夫婦が飲んで 口げんかになり 夜遅く 電話が来る 兄嫁はグタグタいう あんたの家はそんなに 偉いの、、、、 何度かあった その度に 私の妻は そっと受話器を私に渡したっけなあ、、
今は 一人しゃべりで兄嫁だけが晩酌 電話もかかって来なくなった。
風前の灯火の大事な兄である ！
以前 長男の嫁が 家を出たということだ ！
都会で働いていた彼の長男は 嫁を連れて 田舎に帰った 田舎では 嫁さんがなかなか見つからない 親のコネで 農協の仕事にありつけ ようようと可愛い少し年上の人嫁さんを連れてきた。
村には コンビニももなく となりの家には 二三分はかかり いくら大きな声を出しても大丈夫だ。
二三ヶ月は良かったが 何もない不便さが 彼女には 気になっていた。
いいのは 怖いくらいの 静寂と 新鮮んな空気だけ よほどの覚悟が無いと ど田舎には暮らせない いくら土地があっても ね～
少しずつ 彼との些細なことでの 喧嘩も多くなりだした。
村で育った 娘さんたちも それぞれの理由を付けて 町に嫁いで行く。
村にはプライバシーが無い （おーい いたかー）と 勝手に他人がはいってくる。
一 全員 運命共同体である。
日が開けると同時に 自然に 生きもの 鳴き声 ざわつきが聞こえ始める 。
毎日嫁が気の抜けた不愛想な顔をしているので 、、、、
父親が一言 （ 嫌なら出ていつていいぞ ！）言ってしまった。
よく日 本当に 荷物をまとめて 出ていったのだ。
新型コロナの影響で はたらき方も おおきく変わってきている。
先日友人とランチしていた時の話題に 娘さんの会社で 業務不審により全職員の二割位を 目標設定して 希望退職を 募っているとのこと 地元でも名のとっうた 会社で 定年退職後も関連会社に三年間ほど紹介してくれるほど 至りつくせりの 万全の将来のみとうせる企業であったが 如何せん 今か 我慢して残るか 選択を 迫られたのだ。
勤続二十数年 さてさて 年令も中途半端だが、、、
数人は しぶとく いた方がいいのではー。残留意見である
思い出した 今年の年賀状に この地元銀行より 都会の支店に定年退職あと数年を残し 転勤しますとの案内が来た人がいた 独身女性である いかにも 辞めて下さいと言ってるようだ。
サラリーマン残酷物語である。
100年時代に 人生を 考えさせられる時がきた。
友人の１０歳ほど上の兄が亡くなった。肝臓がんで 先が余りないと義姉より連絡があり 一ヶ月前に 見舞いにも行った 気丈の兄は 起き上がり コーヒーでも飲むか たいした話題もなく 帰ってきたばかりであった。
家族にお願いした事柄は
１ 延命治療はしない事
２ 家族葬でいい
３ 死顔は みせなくていい
４ お悔やみ記事は不要
５ 香典は受け取るな、、、、
とのことでした とてもシンプル ！
私も生まれた頃は 8人家族であったが 今その家族は 三人と 少なくなった 普通の会話できるのは いない 寂しいかぎりだ
まして 両親 兄弟の死顔何ぞ 見れない 心が痛む
みんなで 同じ方向を向いてテレビを見てた 団らんは 嘘のようだ ！
中国人の 知り合いがいる この新型コロナの対応で 後手後手の日本の手配の悪さに 必ず付ける言葉が コレ 日本人はおかしいよ ！ である。
確かに もし マンション内に 一人の感染者が出ると 一棟まるごと隔離 また 両となりの棟も 封鎖 隔りする お見事なものである。 何事も言わせない 素晴らしい の一言ダ
きのうのニュースで 四川省の市場で イカを買い 15分煮つめたら 淡い紫色の液体になり いかが消えた 見事である。
先方の方と お付き合いして感じたのは 声が大きい たくさんの人がいても、、、
時間にルーズである たとえば８時待ち合わせ時間でも 30分位は 平気で遅れるのだ。
協調性がなく 自分かってだ でないと あの１３億人の中では生きられないかー
４0年程前 メーカーの招待で 銀座の クラブに行った ホステスが 若い中国人でただただ 珍しくて 生活習慣はどうだ テレビや 冷蔵庫はどうだ などと 大変失礼な上から目線の質問をしたのをおぼえている。
ごめんなさい。薄いグリーンの 人民服を着た イメージしかなかった ！
仕事での同僚が ボソッと呟いた。