次世代につけを残さないと言いながら・・・・・・・・・・・
政治家の口癖は次世代に付けを残してはならないとよく言う。
民主党はマニフェストで「コンクリートから人へ」を大スローガンに掲げて国民の関心を集めた。
ところが最近の動きをみていると期待を裏切る行動に出ている。
高速道路の建設再開・整備新幹線の建設などだ。
日本の人口は少子高齢化社会に向かって進んでいる。即ち、将来確実に人口は減少する。
そのことを考慮して建設をしているのだろうか。とってもそうは思えない。
しかもこれらの事案が大金を投じるにも関わらず国交省の権限だけで決まることに疑問を感じるし、
首相をはじめ他の政治家からほとんど異論が聞かれないのもどうしたことだろう。
特に小澤氏はいつもマニフェストのことを口に出しては首相を批判しているが、このことに関しては何一つ
発信しないのはどう云うことか。
かって、1県1空港で全国にやたらに空港を作り、現在は使われていない空港もたくさんあると聞く。
最近若者の車離れが進んでいると聞く、空の便も格安運賃が広がりを見せており今後利用者が増えていくことが予想される。
今はまだ道路渋滞が起きるが、将来は道路利用者の減少が進むのは明らかだ。
こうして考えると素人目に見ても道路も新幹線も空港と同じ道を歩むことは明白ではないか。
一方で高度成長時代に建設した高速道路の損傷が激しくなり年々補修費が増えてきているという。
これから益々経年劣化が進むことは明らかだ。
つまり次世代の子供達に付けを残すことになるのだ。