早いもので、東北大震災から8年が過ぎました。
現在最も懸念されるのが、南海トラフ地震ですね。
今後30年以内に、80%以上の確率で発生するという予測もあります。
被害をゼロには出来ませんが、事前の準備や訓練で被害を最小限に抑える事は可能です。
そうした信念のもと、山口消防が『震災総合訓練』を実施しました!!
時は3月16日、場所は小郡訓練場です。
まずは、消防団の団員で組織された「救助部隊」が現場到着!
道路をふさいでいる巨木を、エンジンカッターで切断し撤去、
通路を確保します。
救助部隊の団員は、こうした特殊器具の訓練を積み重ねており、手慣れたもんです。
アッという間に、撤去完了!!
さすがです!!
本職のレスキュー部隊も到着。
捜索を開始しました!!
建物内に、要救助者がいるという前提でコンクリートを破壊。
当日は雨交じりの悪天候でしたが、本番さながらの真剣な訓練が続きます。
要救助者を発見、担架で搬送。
当日の訓練には、女性団員や地元の小学生も参加。
雨に濡れながらも、頑張ってくれました!!
私も山口県消防学校で、救助訓練のカリキュラムを受講したことがあります。
その時の教官がレスキュー隊の隊長さんでしたけど、休憩時間に「消防団にレスキュー技術を教える
時代が来るとは、思わなかったよ。」と言われていましたねえ。
昔から消防団と言えば、火災対応でしたから・・・・。
山口消防では、消防職員と消防団員が協力して合同訓練を定期的に実施しています。
訓練で得た経験は、必ず役に立ちます。
訓練に参加されたみなさん、たいへんお疲れ様でした!!