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神戸市在中 カラヤン、チェリビダッケ、ニコレ、ツェラー、アーノンクール、黄金時代のクラシック音楽ライヴ記事+鉄道マニア!

コンセルトヘヴォウ管弦楽団 E・バイノンさんら フルート四重奏特別演奏会 11/10

2015-11-13 00:18:26 | クラシック音楽
東灘区民センター(うはら)で ロイヤルコンセルトヘヴォウ管弦楽団 E・バイノンさんら フルート四重奏の特別演奏会 2015/11/10 を聴いてきました!
 
 
 
もう、何も言うことがない、、この上ない 「天使の響き」とも言うべきか、、フルートの演奏でこのような世界があることを 生で見て聴いてきた。
 
フレーズの中でのブート感、ルバートの表現力、ピアニッシモでも遠鳴する音色、フォルテッシモでもギンギン音厚がうるさくなく、音色の太さを 肌で感じさせられる響き、何とも言えぬ絶妙なアンサンブル。。。
 
会場は 勿論、満席+立ち見あり、、です!  前座の小学生による演奏、会場では中学、高校生の姿もあり、おそらく、大変インパクトありすぎる 超絶フルート演奏を インプットされたんだろうと思います。 
 
 
四重奏では、現代フルートだけでなく、アルトフルート、バスフルートを交互に持ち替えての演奏、、特に バーバー:アダージョ(マッコール編曲)ではすばらしい TUTTI と ハーモニー。。。。以前、バーンスタイン指揮で聴いた演奏が頭に出てきました。
 
ドップラー アンダンテとロンド。。
 これは 私も学生時代から吹いたり、また音大卒の知人のプロ演奏など 沢山 聴いてきたものですが、、スコアには書かれていないが、フレーズを読みとって ルバート、ブート感、山あり谷あり、、こんなに楽しい演奏を表現力豊かに演奏ができているとは、、、さりげなく アクセントを付けている奏法は、、さすが 世界トップクラスのプロフェッショナルな演奏でした。
 
アンコールのロシアン風というかチャイコフスキー風カプリス変奏曲は バイノンさんが 白鳥の湖の踊りが入ったり、チャイP1冒頭のピアノ独奏、、フィナーレでは交響曲第2番「小ロシア」の旋律カプリスで盛り上げ、、短調→長調→短調→。。。シフトさせて ユニークかつ独創的な超絶アンサンブル。。
 
ふと 1982年5月 ベルリンフィル創立100周年記念コンサートで演奏された プリンツ:楽興の時(カールハインツ・ツェラー他) のアレンジを思い出しましたね。。これです! 小澤征爾さんが言われるには 「彼ら、まじめに 真剣に時間かけて練習していたんだと」 。
 
(脱線) 日本でもFM放送されました。 会場の笑いを誘いながらも、真剣かつ完璧な演奏♪
 
 
 
 
マッコールさんのアレンジがほとんどでしたが、ベートーヴェン ピアノソナタ(ソナチネ) Op79全曲 、GPテレマン 4本のVn協奏曲 ニ長調。。。 4本のフルートそれぞれが 特徴ある旋律で追いかけながらスムーズにメロディ旋律を描くところ。。。 アクセントの付け方、ヴィヴラートなくとも、美しく 響かせるテクニック、、、本当に最高の演奏を神戸で聴けると思いませんでした!
 
 
2曲目のアンコール(ふるさと)については、日本、神戸への「心」をしみじみと聴かせてくれた演奏でした。
 
 
 
感謝です!
 
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さーーー また、明日から 練習に励もうーーー
 
「何事も諦めず継続」   「忍耐」  そして  「リスペクト」