笛吹ピリオド楽器・音楽ライヴ・オーディオの自分新聞 

神戸市在中 カラヤン、チェリビダッケ、ニコレ、ツェラー、アーノンクール、黄金時代のクラシック音楽ライヴ記事+鉄道マニア!

河内湖

2016-02-23 21:58:59 | クラシック音楽

「河内湖」

 

トラヴェルソのレッスン。。。

神戸三ノ宮から 河内湖 を考えながら 阪神電車で梅田まで。。
そして 谷町線 梅田 → 平野


<Introduction>
バロック時代 1700年前後まで 「河内湖」らしき湿地帯やデルタ地帯が残っていた。
約2,000年前まで 確実に存在していた 「河内湖」 氾濫する大和川。。 
約6,000年前までは 「河内湾」 四条畷や大東市では マッコウクジラやシロナガスクジラの大きな化石なる骨が見つかっている。
神戸もそっっか・・・・我が家の近くで 蛸壺 や 貝殻 が見つかりますからね。。埴輪も出てくるしね。。。もっと掘ったら知らぬ歴史が残っているんだろうなーーー

大阪市に約6,000年前に存在していた「湾」であり、その後「湖」になったもの。

https://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/know/rekisi/kakawar.html


1700年の幕府の大和川の氾濫の灌漑工事で ようやく この 河内湖 の残り 湿地帯がなくなったと歴史書に書いてありましたね。。1000~2000年前までは 河内湖 があって、 阪神電車→梅田  ここは まだまだ 大阪湾・・ 梅田から谷町線では 大阪城や四天王寺や住吉大社があるくらいの上町台地という地盤がしっかりした 台地で。。
バロック時代の日本には干拓地か湿地帯のように 河内湖 が点在していたんだろうなーー

その地下を走って  阿倍野→ 平野・・・・まで。。



ここは まだ湿地帯だったんだな~と 考えながら。。。

難波(→潮が波が速い難所)、浪速(→波が速い場所) という語源が 地名で残っているのです。。。向学。。  大阪フェスティバルホールがある 中之島も。。。「島」?

河内湖は淀川や大和川が運んでくる堆積物や開発により湖から湿地へと縮小。。。1704年に行われた大和川の付け替え灌漑工事で消失したそうですが、当時のかけらが 残っているんだそうです! 

百舌鳥、難波、浪速、船場など、現在も その地名がのっているんですね。。。土木建築事務所に 河内湖 について解説がありました。 「島」っていう地名も多い。。。そーっっかーー 中之島、柴島、福島、加島、堂島、都島、御幣島 ・・・・・まだまだあるわーーこれらが当時の浮島のような「島」の生き残りの地名の1つらしい

https://www.yodogawa.kkr.mlit.go.jp/know/rekisi/kakawar.html

 

何で  今更 2000年も前の 「河内湖」 の話題かと。。。。。

昨年 2015年2月に初演された曲なんですが、改めて またまた 生演奏を聴くと 感動がこみあがってきました。

舞台神聖伝統劇 というような・・・・・ いえいえ 「歌劇」 となっています。http://www.osakatoin.ed.jp/?p=2380


とある関係者 高校OBからもらったチケットで「河内湖」を 2/14 大阪フェスティバルホールで抜粋版でしたが 「生」で聴きました。。。市販DVD初演を聴いたのですが 「生」でなければならないですね。。。

メインの演奏は、オーケストラBOX。。そこで 先生が指揮なさって、舞台では 演出、演劇、ソロ、ミュージカル、いろいろ また フェスティバルホール会場上部からの 色とりどりのLED。。さらには ご父兄が制作されたという舞台衣装。。。 

  凄い! スゲーー!   の一言。。

演奏しながら 演出して  + コーラスも! 

 

作曲は 大阪音大の先生。。。おっっっっとーーー 母校の先輩と ツーショット ですか。http://blog.livedoor.jp/maestro_tohru/archives/52018135.html

大阪フェスティバルホール! 

 

一昔、自動扉(シャッター)がガラガラと上がってから ホールに入る。。。シャッターの後ろには美しいチケット譲が立たれていて挨拶さる、、、そんなシーン。。朝比奈隆さん指揮 大阪フィル や 1977年 カラヤン/ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、ロンバール指揮ストラスブールフィル などの演奏会で しばしば 見られたシーンでしたね! 

 

数年前に改装されたホールは 昔と違って 赤いジューターンのような階段を登って、、、

ロビーをうろうろしていると 高校でも先輩で その 大阪音大の作曲専攻の先生 TT先輩と ばったり! 

   ありゃありゃ・・・  また お会いできましたね!! 

ホール客席前の長~~い ホワイエの片隅のイスに座っておられて。。。もう開演なんだけどなーーーと   ところで。。。今日 お一人?!

 うーーーーん 午前中のリハーサルから見てるんだけど。。。関係者ですもんね。。。先輩の編曲 今日 演奏されるんですか。。。。いえいえ  河内湖 だよーーー  ほーーー!

 午前中のリハ見ていると。。。本番がどうなることやらーーー イェッッッッッ ハプニングあるんかな?  最後の大川で 順番に 水色の川 を表した 帯ヒモを 右端から順に回していくんだけど、、、それが 止まらないで 途中で渋滞中とか。。。

 結構、煙 や ライト や 合唱が多いぞ!  いや コーラスが多いんだ・・・・ えっっっ合唱部も合同ですか。・。・・・・チャウネン   吹奏楽部 部員が歌うし、舞台で踊るし、独唱するんだ。。。。。

えーーーーーっ いったい なに部 かな?! 吹奏楽ではなく。。。プログラムは どれどれ?!?!

 ところで もう開演だから 座席どこですか。。。。。

ううううーーーーーーーーー関係者入場券しかなく・・・・・・席がない! えっっっ 来賓席 あるんじゃないの・・・・・  → ない!   えっっ?!

 

あっっ隣、連れが風邪でドタキャンしたらか座席空いていますよ・・・・・ラッキー!   

 

ということで 前から4列目 目の前だ・・・・・ 

高校同期 桐蔭関係者のSちゃん! 。ありがとーー!!

 

演奏するだけではなく、舞台での演出。。ミュージカルそのもの!

やっぱり 舞台 を観ないと 醍醐味が伝わってこない・・・

 

凄い 衣装ーーーーー 卑弥呼とか出てきそうな(笑)

 

合唱部でもなく 吹奏楽部の歌手?! 

 

たしかに ソルフェージュ できないと 音大に入れないし・・・

高校野球・甲子園応援リクエストコーナーでは  爆笑! 顧問先生が ギッチョでバッティングーーー飛んだボールを受けた方が リクエスト曲番を選ぶ! あれっっっっっ 空振りーーーで 大爆笑! ステージ 目の前の方がボール拾って。。(笑)

ここに 海外遠征の写真がありますね!

http://www.toinbb.com/newyork.html

 

っで。。海外でも 「クジラ」 の絵  出てきたんでしょうか?!

私、ボストン、サンフランスシコ、ロンドン、フランクフルトへ出張したとき、「絶対に鯨の話だけは、してはならない!」 食べる 鯨 と違し、クジラとは言わず 「イサーナー」 という歌詞で歌っているから 良いんだろうね。。

そうっっっか・・・今度 ロンドン や パリに 出張したとき 「イサーナー」 と 言ってみようっっと!

 

いやいや 河内湖 凄げーーーーー 演奏だった!

 

良き指導者の先生がおられ、あるレベルの高い生徒さんの positive な部分が さらに ブラッシュアップされ、素晴らしい ハーモニーになるんだろうなーーと。。。。。サッカーも、そうです。 良き 指導者があって 良きプレーヤーが 生まれんですよね。。

 

思い起こせば短い時間だったけど 西宮での得津先生のご指導、、、本当に 今でも 感謝しています!  お亡くなりになって もう約30年たちますが、、フルートだったもんで、指揮台から 即 スネア棒 で 頭たたかれる! それが 成長の刺激になったのです(感謝) 

 

 

 

 

 

 


「海外ライヴの贈り物」・・・

2016-02-01 22:06:05 | オーディオ

「海外ライヴの贈り物」  元NHK の FM放送番組のディレクター 成澤玲子さんが執筆した

FM放送エアーチェック、クラシック音楽ファン なら 必ず 精読している(だろう) 1冊!

成澤玲子さんが 1980年頃に 執筆した本。。 超超 ワグネリアン的レディー 

これ以上の ワーグナー、バイロイト音楽祭の裏話や記録を あかたも 今 私たちが バイロイト祝祭大劇場に座っているかのように 放送局視点で 書かれている本は無い。。


FM放送エアーチェック・マニア、海外クラシック音楽ファン なら 必ず 精読している (だろう) 1冊!



あえて 「だろう!」 とした。。

 

トラヴェルソ奏者で超超有名な 有田先生 が コレギウム・アウレウム合奏団のソリストとして JSバッハ 管弦楽組曲第2番 を 猛烈な 超超--超絶技巧的演奏で トラヴェルソ を演奏された 1975年10月8日 東京ライブ を聴いている。 

 

2011年、2014年 来日した クイケン のような まろやか、しっとり、美しい演奏と 比べると、、Super Express をイメージ するような エネルギッシュな 超名演だ。凄ーい。 


これを 会場で聴いた 亡、ブリュッヘンが もはや トラヴェルソで有田を超える演奏することは無い。。という談があったそうで、それ以降、ブリュッヘンはトラヴェルソを演奏したことが無い。。そうです♪




なんだ。。。

「海外ライヴの贈り物」本って、 トラヴェルソ とは関係ないんじゃないの・・・・  


いえいえ 海外クラシック音楽の歴史、海外放送局テープの裏話、ちょっと グスグスって 笑いが出そうな放送スタッフの苦労話、、

 

黄金時代を築かれた フルトヴェングラー、クナツプブッシュ、ワツラー、カラヤン、ベーム、ムラヴィンスキー、クライバー、クーベリック、マゼール、アンチェル、先日亡くなられた ブーレーズ などなど。 名指揮者。。。オケもいろいろ。。。

各国の伝統文化が面白い!!

 

録音の歴史、背景、醍醐味を放送局視点で 味わえる 1冊。。。

クラシック音楽 ライヴ ファン にとっては バイブル となる1冊!

読んでみて・・・・・

 

中古本 売っているかな?!?!