河川敷の草むらをカメラぶら下げ虫探し~♪
チラチラ飛んでいるシジミチョウを発見!ヤマトシジミより小さいけど・・・(・・?
目を皿のようにしてよーく見ると・・・ゴイシシジミだー!初めまして~♪
ゴイシシジミ シジミチョウ科 8/28 宇都宮市
模様が囲碁で使う碁石のようだという理由から名前がついたそうです。
幼虫は日本の全種の蝶の中で唯一の完全な肉食性で、メダケ・クマザサなどの
タケ科植物につくタケノアブラムシ・ササコナフキツノアブラムシなどを捕食する。
成虫もまた彼らの分泌液に依存するため、この種の存在には前述のアブラムシが
必要不可欠となる。成虫は、アブラムシの集団の中に卵を生む。(ウイキペディアより)
肉食蝶だったとは・・・ビックリ!Σ(゚Д゚)
9/1 もう一度探しに行ってみました。いました~(^^♪
確かに、アブラムシが出す蜜を吸っているように見えますね。
アブラムシが出す蜜を餌にする事から、アブラムシのいる環境でしか殆ど見られず、
アブラムシがいる間はそこから離れず定住するそうです。
アリが近づいてきました。
ゴイシシジミは向きを変えました。
アリもアブラムシが出す蜜を吸うため、ゴイシシジミが邪魔なのかな?
確か、アブラムシを捕食していたナナホシテントウをアリが追い出していたのを見た
ような記憶が・・・
肉食蝶を調べてみると、びっくりすることが・・・Σ(゚Д゚)
シジミチョウの中にはアリの巣の中で生活するという、変わった生き方をしている
チョウがいたのです。
日本ではゴマシジミ、オオゴマシジミ、キマダラルリツバメ、クロシジミの4種が
アリの巣内で共に生きるそうです。
ゴマシジミ・・・ワレモコウのつぼみだけに産卵し、孵化した幼虫はワレモコウの花を
食べ脱皮を繰り返す。秋口に4齢くらいで地上に降り、クシケアリによって巣に
運ばれる。クシケアリは、ゴマシジミの幼虫が出す蜜をなめ、ゴマシジミの幼虫は
クシケアリの幼虫を食べて成長し、翌年の夏に羽化する。
はぁ~?アリの幼虫を食べる?
どうなってるんでしょうかねぇ・・・(・・?
幼虫は蜜腺から糖とアミノ酸に富んだ蜜を分泌してアリにあたえ、アリはその蜜を
もらう代わりに天敵から幼虫を守ってあげているらしいのですが、巣の中でアリの
幼虫を食べられちゃって平気なんでしょうか?それとも気が付かないのかな?
不思議な世界をちょっとだけ覗き込んでしまったような感覚ですが、昆虫って
面白いですねぇ~笑
最後までお付き合いいただきありがとうございました~