エベレストや富士山の清掃活動のきっかけは、「見てしまった」こと。
ごみが目について仕方なかったからなんです。
「現場を見る」と、人って「自分にも何かできないか」と思うものです。
どこか気持ちの中で「背負う」んでしょうね。
富士山の清掃も、当初は多くの人に批判されました。
拾うごみより、捨てられるごみの方が多かった。
でも、清掃活動への参加者は年々増え、今では「ごみがないじゃないか」と文句を言われるほどです。
物事の変化は、じわじわと進む。
5歩進んだと思ったら、4歩下がってしまう時もある。
でも「0」にはならない。
最初の一歩は残っている。
それを足掛かりに、次の一歩を踏み出すのです。
:野口 健
知りながら害をなすな!
さらに、自らに関係がある課題を知ってしまったら行動を起こそう!