知識労働と知識労働者という言葉をはじめて使ったのが、私だった。
今日ではいずれも普通に使われる言葉になっている。
しかしまだ誰も、これらのものが社会の価値観、行動、人のマネジメント、成果、さらには経済と政治との関連において持つ意味については、ほとんど理解していない。
:「経営の真髄 p71」
「人のマネジメント」は人のを削除して「マネジメント」もしくは「人のコントロール」と変えて読む。
知識労働者とAIの違いは何か?
マネジメントが出版されたのが1973年で今から50年ほど前。
経営の真髄が出版されたのが2012年で今から11年ほど前。
ここでいうところの、「ほとんど理解していない」は50年前は間違いないが、11年前もそうだったか?
すでにドラッカーは亡くなっているので、変えるわけにはいかないし、11年前もそうだったような気もする。
今、我々は「知識労働と知識労働者」という言葉を理解できているのか?
理解できていたとしても、正しく扱わないとうまく機能しない。
少なくとも、マネジメントはまだ理解されていない。