ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

成果をあげるために自らの位置づけと役割を認識する

成果をあげる管理者は、部下が上司たる自分を喜ばせるためなどではなく、仕事をするために給料を払われていることを認識している。

オペラの舞台監督は、プリマドンナが客を集めてくれるかぎり、彼女が何度かんしゃくを起こそうと問題ではないことを知っている。

最高の舞台をつとめ上げるうえで必要なかんしゃくであるならば、それを我慢することも舞台監督の報酬のうちである。

:「経営者の条件」

 

この舞台監督は自らの位置づけと役割をしっかり認識している。

プリマドンナが、かんしゃくを起こすことを自らの弱みと認識して、舞台に上がっているのであれば、自らの位置づけと役割を認識できていることになる。

自らの位置づけと役割を認識できていないと、いずれチームの成果よりも自らの利益に判断を迷わされる。

そして、客が集まらなくなっても、かんしゃくを起こし続けてしまう。

通常であれば、人は誰でも強みと弱みがあり、弱みは強みが生かされていることで許されることを認識できなければならない。

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