ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

AIが適切に答えられないのは能力がないからではなく、情報が足りないからである

今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから

・AIは愚かではなく、愚かなのは人間である。

・LLMは、膨大なテキストデータから学習している。内容を理解しているわけではなく、最も確率の高い応答をしているだけという仕組みである。

・膨大なテキストデータの中で平均を取っているからポジションを取った尖った意見はChatGPTからは生まれない。

・AIが適切に答えられないのは能力がないからではなく、情報が足りないからである。

・賢さは、私たちよりもAIのほうが上かもしれないが、持っている情報量が違う。

・その人の本当のニーズを見抜こう。口に出している言葉ではなく、その言葉の裏にはなにがあるのかを見抜こう。

・「このようなことで悩んでいるんですよね」という話があったときに「悩んでいることへの答えが自分の中にあるはずだ」というのは勘違いである。答えはないが、答えに辿り着く力はある。

・自分が本当に望んでいるものは、誰かに相談したり悩みを話したりする場において、自分と相手の化学反応によって生まれる。化学反応を起こす方法は対話であり、「なぜ」の深掘りである。「なぜ、こうなんですか?」という疑問を持つためには、目の前の人への興味が必要である。集中して観察する必要がある。これは、傾聴やマインドフルネスな話の聞き方とも言える。

・集中して話を聞く状態に入ると、自分の中で「なぜこの人はこのように思っているのだろう」というアイデアが湧く。偏見を持っていると見えてこない。すぐにラベルを貼って処理するという脳の処理の仕方から脱却して、本当の意味で相手の話に集中する。相手の話に集中をしていない状態は、AIを使っているときに短い文章で「私の人生相談に乗って」という抽象的な相談をしている状態と同じである。

・情報量を増やせば良い相談ができたり、良い回答が得られたりする。

・AIであればコンテクストを増やそう。背景情報や前提情報、なにがしたいかをしっかり伝えることである。人間はどのようにすれば良いかというと、相手の話を集中して聞くことである。興味を持ち続けることで、対話の先で化学反応が起きて本当のニーズが生まれる。

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