選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には、何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。 多元社会は一人ひとりの人間に対し、自分は何か、何をしたらよいか、自分を使って何をしたいかを問うことを求める。 この問は就職上の選択の問題に見えながら、実は自らの実存に関わる問題である。 :ピーター・F・ドラッカー 「断絶の時代」より