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ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

情報責任

情報型組織が成立する条件は、全員が情報に責任をもつことである。

ファゴットの奏者は、楽譜と指揮者に従って演奏を行うことによって責任を果たす。

病気の医師も、ナースステーションに集められた情報に従って仕事をする。

インドの監督官は、文書の往復によってこの責任を果たす。

成功の鍵は、自分の情報を必要としているのは誰か、それはどのような情報か、逆に自分は誰の情報を必要としているのかを全員が自問することである。

リストには、もちろん上司と部下が入る。

しかし最も重要な人たちは、仕事を組んで行う相手、つまり調整が必要とされる人たちである。

そのよい例が内科医、外科医、麻酔医の関係である。

製薬会社における生化学者、薬理学者、臨床試験担当部長、マーケティング担当者の関係である。

彼らのそれぞれが完全な情報責任を果たさなければならない。

:「新しい現実」

 

マネジメントができていない状態では、あいまいな情報は誤って伝わる。

ここにも、マネジメントの重要性がある。

また、ネットワークに載った情報は消えないし拡散する。

ここに従来の責任との大きな違いがある。

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