囲碁とロック

好きなことについて

デジタルの囲碁、NFTの囲碁

2022-01-12 22:31:25 | 日記
初めての経験で、いま可能性がすごいヒラけていて楽しいです。
 
「Ethereum」という仮想通貨で、デジタルのアートを売買できるんですって。
デジタルだと複製が可能。
それがいままでネックだったのが、仮想通貨の仕組みで、買ったという記録が独特な形で残る。
売買として成立しているみたい。不思議
 
こんな感じで、理解があれですねw
何から何までわかってはいませんが、それは囲碁も同じなので
まあいってみるかと飛び込んでみました。
 
ここにくればガチの囲碁アートが見れる、というスペースを持てたのが、まず嬉しいです。
現実に自分のギャラリーを持つよりも、だいぶ手軽にできてしまいます。
(通貨関連のいろいろはありましたが)
だんだん充実させていきたいし、NFTならではの企画もしていきたい。
 
どれくらい観て、買ってもらえるかは、これからの私の行動次第でしょう。
もちろん登録しただけでは今のところ7viewとかしかないので
リアル・ネット問わず展示したり、色んな人と話したり、
そうするなかでNFTが存在感を発揮したらいいなと思います。
 
 
 
囲碁アートは、そもそも「デジタルアート」といえる面が大きいです。
 
でかいやつはPC上で製作しており、jpgやpng、bmpなどの形式です。
19路や13路で、実際に並べられるものも、「アート」としての所在があいまいです。
それは崩される運命にあり、碁盤と碁石があれば、いつでもまた召喚できます。
「油絵がキャンバスに描いてある」ような形とは、そもそも違う存在のしかたなのです。
 
いままで画集にしたりして、お蔭様でたくさん手に取っていただけましたが
一枚の絵をどーんと売る、みたいなイメージをあまり持てていませんでした。
オーダーメイドはやろうと思っているのですが。
 
自分にとって、そこにカチッとはまるかも知れないのが、NFT
これをこのまんま、価値を感じる方に売らせてもらえます。
 
 
(何回出すのか)
 
実際並べると迫力があって、「やっぱ現物すごいね~」って言ってもらえるのですが
 
 
すでに現代は、「パソコンの中の碁盤」も、そうとう現実的なものだと思います。
重要な「リアル碁」と気楽な「ネット碁」、というのを普段なんとなく会話で使ってた気がしますが
確かにネット碁は気楽に打ってることが多いとは言え
私含めて30代以下の世代だと、幼き頃からネット碁に育てられた人は多いと思いますし
 
最近はコロナなので、プロの国際戦までも、ネット碁で打っていたりします。
たとえば「農心杯」は、いま一番アツい国際マッチの一つ。日中韓の5人ずつの対抗戦です。
打ってるほうも観てるほうも手に汗握って
井山先生の四連勝は国際社会に衝撃をもたらしました。
 
ネット碁はリアル碁より重要度が低い、なんて、いつの間にか言えなくなっているのではないか。
 
そう考えるとヒカルの碁はすごいタイミングでしたね。
これからネット碁の時代になる、というときに、作中最重要の対局がネット碁でした。
 
 
jpgでしか存在できない200路盤でも、
囲碁として囲碁アートとして、がっちり存在と価値を保証される
そんな瞬間がくるように頑張ります。

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