<本日の一言>
「囲碁のプロは休日でも対局がありますか?」という質問を時々受けますが・・・。
年末年始の一週間ほどを除き、常に対局が行われています。
土日や祝日だから休みという感覚は無く、対局や他の仕事などが入っていない日が休みということになります。
どれだけ働いているかは人それぞれでしょうが、世間の人とはだいぶ時間の流れ方が違うのではないでしょうか。
皆様こんばんは。
先日、学習塾の四谷大塚で囲碁入門教室が3日間に渡って開催されました。
6つの校舎が会場になっており、私は横浜校舎を担当しました。
今年で4年目になります。
ホワイトボードはこんな感じです。
上の方の下手な字は私が書きました(笑)。
身長より高いところなので難しい・・・と言い訳してみたり。
時間は1コマ1時間半で、それが1日2回の計6コマありました(1人1コマ参加)。
連休ということもあって、参加人数は日によってまちまちでしたが、1コマ平均30人ぐらいでしょうか。
囲碁の基本ルールは実は簡単で、5つだけ覚えれば十分です。
15分程度で教えることもできるでしょう。
ただ、話を理解できたからと言って、身に付けられたということにはなりません。
やはり実際にやってみることが大切ですから、練習時間も必要です。
そのためには、やはり40分ぐらいは欲しいところですね。
今回の1時間半という時間は、大学の授業時間に匹敵します。
しかし、小さい子供でも、夢中になっていると案外集中力はもつものです。
練習時間が多く取れるので、より理解が深まるでしょう。
もっとも、流石に残り10分ぐらいになってくると限界を迎える子も出てくるので、それまでにしっかりと終局までの流れを身に付けてもらうことを意識しています。
また、最初の頃はとにかくしっかりと教えなければならないと思い、大盤解説の時間を多く取っていましたが、今は解説をなるべくシンプルに済ませて実戦練習の時間を多く取るようにしています。
スタッフが多いので、子供たち全員に目が届きますからね。
やはり実際の対局中にアドバイスした方が効果が高いでしょう。
むしろ私が話している間はスタッフの皆さんは暇なので、勿体ないのです(笑)。
ただ、指導の効率だけ求めても子供たちはついてこないので、遊びの時間も作るようにしています。
クイズを出題したり、前に出てきて問題を解いてもらったり、といったことですね。
なんと言っても、楽しんでもらうことは大切です。
ちなみに、スタッフは日本棋院だけではなく、四谷大塚の先生方にもご協力頂いています。
会場整理などの他にも、子供たちに囲碁のアドバイスをしたり、対局相手を務められる方もいらっしゃいます。
先生も初心者のはずですが、流石に教え方は上手いですね。
色々とありがとうございました。
次回は「ななろのご」のレビューという形で、囲碁のルールの解説をしてみたいと思います
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