皆様こんばんは。
昨日、一昨日は更新をお休みしました。
ちょっと無理気味なスケジュールだったので、一休みというところです。
さて、本日は第22回LG杯の2回戦が行われました。
伊田篤史八段は残念でしたが、井山九段は周睿羊九段(中国)を破り、ベスト8進出!
日本棋士の頂点の実力を示しました。
それでは、私の印象に残った場面をご紹介しましょう。
1図(実戦)
井山九段の黒番です。
白△の当ては、黒Aとつながせてから白Bとシチョウに抱える進行を目指しています。
それでも仕方がないと考える棋士も多そうですが・・・。
2図(実戦)
どちらを選んでも良い勝負なら、積極的な手を選ぶのが井山九段です。
右下でコウ立てを作り、黒7とコウを仕掛けて行きました!
3図(実戦)
その後黒1となって、一段落したように見えるでしょう。
黒は白△、白は黒△を取る振り替わりです。
井山九段は、この取り合いなら良い勝負とみて、この進行を選びました。
・・・そう受け取ってしまっては、もったいないですね(笑)。
4図(実戦)
黒1、3といっぱいに迫り、白4に対しても構わず黒5!
先に白3子を取ったのは下準備に過ぎず、白△を攻めて主導権を握るストーリーを描いていたのです。
5図(実戦)
その後黒△と打った場面です。
白を攻める流れで、自然に白△を飲み込むような流れに持って行きました。
一手一手の良し悪しは私には良くわかりませんが、ストーリー性の強い打ち回しと感じました。
こういうところが、井山九段の碁の一番の魅力かもしれませんね。
準々決勝は11月なので間が空きますが、楽しみに待ちましょう!
昨日、一昨日は更新をお休みしました。
ちょっと無理気味なスケジュールだったので、一休みというところです。
さて、本日は第22回LG杯の2回戦が行われました。
伊田篤史八段は残念でしたが、井山九段は周睿羊九段(中国)を破り、ベスト8進出!
日本棋士の頂点の実力を示しました。
それでは、私の印象に残った場面をご紹介しましょう。
1図(実戦)
井山九段の黒番です。
白△の当ては、黒Aとつながせてから白Bとシチョウに抱える進行を目指しています。
それでも仕方がないと考える棋士も多そうですが・・・。
2図(実戦)
どちらを選んでも良い勝負なら、積極的な手を選ぶのが井山九段です。
右下でコウ立てを作り、黒7とコウを仕掛けて行きました!
3図(実戦)
その後黒1となって、一段落したように見えるでしょう。
黒は白△、白は黒△を取る振り替わりです。
井山九段は、この取り合いなら良い勝負とみて、この進行を選びました。
・・・そう受け取ってしまっては、もったいないですね(笑)。
4図(実戦)
黒1、3といっぱいに迫り、白4に対しても構わず黒5!
先に白3子を取ったのは下準備に過ぎず、白△を攻めて主導権を握るストーリーを描いていたのです。
5図(実戦)
その後黒△と打った場面です。
白を攻める流れで、自然に白△を飲み込むような流れに持って行きました。
一手一手の良し悪しは私には良くわかりませんが、ストーリー性の強い打ち回しと感じました。
こういうところが、井山九段の碁の一番の魅力かもしれませんね。
準々決勝は11月なので間が空きますが、楽しみに待ちましょう!