皆様こんばんは。
まずは永代塾囲碁サロンにて行われる、2つの指導碁会についてお知らせします。
①金子真季二段指導碁会
開催日:2/19(日)
スケジュール:13:00~14:30 多面打ち指導碁①
14:30~16:00 多面打ち指導碁②
料金:6000円(サロン利用料込み)
定員:8名(予約優先)
②稲葉かりん初段指導碁会
開催日:2/26(日)
スケジュール:10:00~11:30 多面打ち指導碁① 満席
11:30~13:00 多面打ち指導碁② 満席
料金:6000円(サロン利用料込み)
定員:8名(予約優先)
皆様のご参加をお待ちしております。
なお、稲葉初段の方は当サロンとしては珍しく午前中からの開催となります。
お間違えのないよう、お気を付けください。
さて、第2局ではお休みしてしまいましたが、棋聖戦第3局の封じ手予想をしたいと思います。
1図(打ち掛け局面)
下辺で凄い読み合いが繰り広げられましたね。
黒は白×を取り、白も黒×をほぼ手中にしたしています。
そして一力遼棋聖が白△と打ったところで打ち掛けとなりました。
芝野虎丸挑戦者が次の黒の手を封じて、1日目終了です。
2図(封じ手予想)
封じ手予想は黒△にします。
今日は仕事で途中の進行を追えず、最初にこの局面を見たのですが、第一勘は黒Aが良さそうに感じました。
同じ感覚のプロは多いと思います。
ただ、そう打って右辺が全部黒地とは言いきれません。
また、仮に全部地になったとしても十分とは感じられません。
つまり形勢は黒が苦しいということです。
ということで、より良い進行を目指すために、黒△と打って白の出方を見てみたいです。
次に白BやCと受けて貰えればいくらかプラスになりそうですし、また今後の方針を決めやすくなるかもしれません。
実に合理的な考え方ではないでしょうか!
問題点は、他の候補を否定する理由には全くなっていないことですね
黒△に受けてくれる保証がありませんし、右辺を打つ際は黒Aが普通と言っても、他の着点も色々と考えられますから・・・。
難しすぎるので勘で決めた、というのが本当のところです。
明日の展開も全く分かりませんが、場合によっては右辺で生きるか死ぬかの戦いが繰り広げられるようなこともあるかもしれませんね。
楽しみに待ちたいと思います。
永代塾囲碁サロン・・・武蔵小杉駅徒歩5分です。2020年7月から共同経営者になりました。
☆「やさしく語る」シリーズ、好評発売中!
現在、「やさしく語る 碁の本質」 「やさしく語る 布石の原則」 「やさしく語る 碁の大局観」 「やさしく語る 棋譜並べ上達法」の4冊を出版しています。
5冊目も出ました!