近年の日本の景気後退にあわせるように、海外で働く日本人のプレゼンスはどんどんさがっているように感じる。
しかしながら期間限定的な日本ブームや
税金の無駄遣い甚だしいクールジャパン機構の援助も後押しし、
まだまだ駐在員を代表とする海外日本人は多い。
発展を続ける街で住んで働くメリットの1つに
そのマーケットを肌身で感じられる事がある。
·どこが将来発展するのか
·消費の変遷や潮流
·現地の嗜好や習慣、レベル
·宗教、性別、歴史背景からくる考え方
などなど、身をもって感じる事ができる。
街は激しく変わり、家賃は上昇し、人々の収入は上がり、SNSでの情報発信頻度は上がり、現金決済が減り、アプリで様々な事が可能になっていく。それを少しは理解できるようになる。
ただし、その感覚や経験、知識やノウハウとも呼べる体験を自分の生活に活かすためには当たり前だが個人の時間が必要だ。過酷な時間的犠牲を払わされる駐在員や、長時間労働を強いられる下請けの仕事をやっていては自分個人の時間が持てない。
発展する街で働くメリットを本当に享受できるのは、
自分の時間をしっかりと確保できていることが前提。
だから、海外地元の人たちは個人の時間を確保できるので
将来は日本人よりも資産を形成して、会社依存の日本人と比べて金持ちになれる。
日本人は個人の時間もないし、日本のマーケットしか知らないのでどんどん貧乏になる。
貧乏な日本の将来はもうはっきりと見えてしまっている。
I.Takashi