I.Takashi @ NED

商業計画プランナー、リサーチャー、ライター。
海外の街や特別なホテルの情報、最新農業事情や食の研究などをお届けします。

【Column-05】未来から過去へ

2017-10-28 04:30:45 | 【Column】Life Column

昔はなぜ窮屈に感じることが多かったのだろう。

昔はなぜ人の言うことを納得できないことが良くあったのだろう。

 

僕は時々思うことがあります。

今僕はどんどん自由になっていると。

過去のしがらみから解放され、

自分の思うことをはっきりと言えるようになってきている。

自分の意思で立ち、行動し、その自由を満喫している。

 

多分それは本来当たり前のことかもしれません。

 

今は昔縛られていた世界から抜け出し、

川の流れが自然に海へ向かうように、

僕はただ「ある」状態へと向かっているように感じます。

 

今現在、今という時に適応して生きていけているとしたら、

本来あるべき姿(それを「未来」という)へ向けて、

自分を解放できるようになった、ということでははないでしょうか。

 

逆の言い方をすると、

過去に経験を積み重ねていくことで今が作られているわけではなく、

未来のあるべき姿・未来が先にあり、それに近づいているだけ。

 

「過去から未来」という時間の流れは西洋的概念らしいけど、

それはただ時間の流れを示しているに過ぎず、

本当はあるべき姿のある「未来から過去」という存在の過程。

今を含めた過去はその過程に過ぎないと思うのです。

 

I.Takashi


【Business Blog-14】Go south

2017-10-27 04:01:04 | 【Business Blog】Business / Projects

フィリピン、ベトナム、マレーシア、カンボジア、インドネシアなど、

南の国々は経済発展期がとどまることを知らず、

人々の消費もモノからコトへどんどん移行している。

そして更に発展している最中なのでモノも売れる。

日本ではモノが売れず、コト消費に移行して久しいが、

東南アジアにおいてはモノことのその両方の消費が同時に起こっている。

 

今までの近年のアジアでの大きな日系のうねりを見直すと

2012年には中国で尖閣諸島の問題を皮切りに反日運動が起き、

2013年には習近平政権に移行する中で過剰開発が止まって消費が落ち込み、

その結果日系企業は小売を中心に大打撃を受け撤退または新規開拓。

その一手として新しい道を親日国で景気が伸びている台湾へ向けはじめた。

また或いはマス市場のマレーシアやインドネシアに活路を見出したデベもある。

 

人口ボーナスを加味した全体的な景気の流れはまだまだ東南アジアだ。

中国は東南アジアの近隣ではあるが、やはりそれは中国であり、

東南アジアのマーケットとは似て非なるものと話足は考えている。

ビジネス習慣はやはり未だ独特でチャイナウェイを言わざるを得ない。

 

世界市場へ向けた事業の存続、人種の多様性への対応を考えても

今後目指すべき道は東南アジアしかない。

 

その中でも非常に親日で国民の民度も高いインドネシアやマレーシアは

日系企業にとって、今の時代に残された最後の発展可能性を秘めた場所になるだろう。

日本の威厳や今までの功績、国としての信用が残っているほとんど今しか、

日本人としてのメリットを生かせる時期はないように思う。

 

もうギリギリだ。

いや、もう遅いかな??

 

I.Takashi


【Business Blog-13】「最優先事項を優先する」ということ

2017-10-11 21:19:10 | 【Business Blog】Business / Projects

以下の様な状況は誰にでもよくあることだろう。

 ・友人に仕事を紹介してあげようと思い、声をかけた時。

 ・懇親会を企画してその返事を待っている時。

 ・久しぶりに会いたいなと思う友人を誘っている時。

もしこの様な時に、相手からの反応が非常に薄いと寂しく感じるかもしれない。

また日々の生活の中で、物事の優先順位を仕事に置いている人は多い。

特に「稼いでやろう」と意気込んでいる人は特にそうだと思う。

 

でも僕は常々思うのだが、物事の優先順位は仕事や金銭で決めるよりも、

全人生において「何を大事に行きて行くか」という基準に基づいて判断した方が、

結果的に自分のためになる様に感じる。

 

自分が良かれと思って友人たちに何かを提案したり誘ったりした時、

でもその反応があまり芳しくない時でも、

それはその人たちにとって優先順位が高くないのだからしょうがない。

お互いの価値観とも呼べるものが引き合わなかっただけ。

 

ただ僕にとっては、その様な行為は全て最優先事項として全力で行なっていることなので、

それが共鳴した時には非常に大きな反動となり、気持ちが強くなる。

その噛み合うものを「センス」と呼ぶならば、

僕はただその「センス」に従ってこれからも生きていく。

 

 

スティーヴン・R・コヴィー氏の著書「七つの習慣」の中で、

僕が特に好きなのが表題「最優先事項を優先する」こと。

 

何を優先して行きて行くかでその人生の意味は異なるし、

自分を豊かにしてくれる仲間とも繋がって行くことができるのではないだろうか。

 

I.Takashi


【Column-04】マレーシア副国王と身近な友人

2017-10-05 14:18:43 | 【Column】Life Column

最近東京で会った新進気鋭のファッションデザイナー。

まだ20代で若く、とても勢いがある。

その彼がマレーシアの副国王と一緒に食事した、と自慢してた。

 

毎回このような話を聞くたびに非常に違和感を覚える。

この手の話は、若手の場合、金持ちの二世に多い。

お父さんが偉大で、人から尊敬されるような人。

お父さんは社会的信頼が厚く、信用を積み重ねているから

結果的にお金が集まり、お金持ちになったはずだ。

 

マレーシアの重鎮と食事することはすごく貴重な事だし、誰でも体験できることではない。

ただ、著名な方と食事をすること自体で、その個人の価値が上がるわけではない。

仮に自分が著名になりたいのであれば、認知度を向上させるのではなく、

多くの人に支持してもらえる人としての信用を売るべきだ。

それは著名ではなく、身近な友人への信用から始まるのかもしれない。

 

情報がたやすく拡散するこの時代、

本当に必要なのは、人としての高い信用と個人の情熱。

それを適宜、時代に合わせたインフラを駆使して行けば、

届けたい人に適切に情報は届くはずだ。

 

僕自にとっても、本当に必要なのはマスの情報ではなく、

心から感じる自分の感情とそれを適切な受け手に届ける技術の構築。

 

いままでにない新しい時代に僕がいることにワクワクしている。

 

I.Takashi