I.Takashi @ NED

商業計画プランナー、リサーチャー、ライター。
海外の街や特別なホテルの情報、最新農業事情や食の研究などをお届けします。

【Tourist Guide-12】モノだけでなく、時代のセンスも購入できる「上海花市場」

2016-11-27 20:16:06 | 【Tourist Guide】Area / City / Street


上海には昔ながらの市場が数多くありますが、
この花市場もその代表で、いつも多くの人で賑わっています。



僕が訪れたのは11月末だったのでクリスマス前の準備シーズン。
数多くのクリスマス関連グッズが目白押し。
花や植物がメインなんですが、
装飾品も数多く販売されております。



店舗によってはセンスが非常によく、
可愛い小物が安価で手に入ります。
外国人観光客も非常に多いです。

年中無休とのことなので
シーズン毎にものが溢れる上海の市場を訪れるのも、
多様なモノが溢れる上海を楽しむ一つの手かもしれませんね。



ちなみにこれは我が家に飾ってあるクリスマスツリー。
もちろん全てこの市場で仕入れたもので構成してます。
(あ、額縁の絵は別ですよ)


【上海虹橋花卉市場】
住所:上海市虹井路718号
営業時間:8時〜18時


【Tourist Guide-10】日本とは一味違う品揃えと雰囲気「Carrefour(カルフール)」

2016-11-22 23:48:58 | 【Tourist Guide】Shopping Mall / Store


国のカルチャーが凝縮されていると言っても過言ではないスーパーマーケット。
中国のスーパーはやはりすごく中国的。
ここカルフールは超巨大で、5000㎡が二層。
つまり10000平方メートルの広さを持つ。



延々と続く店舗の店構えもすごいが、
店内の雑多な感じや賑やかさも日本にはない。
匂いも随分違う気がする。



売られているものも日本とは違う。
魚コーナーには亀やカエルがぞろぞろ。
野菜には南の地方から配送されるフルーツが年中並んでいる。



ポテトチップスも変わったフレーバーがある。
これは中国人には爽やかと人気の胡瓜味。
食べたことがありますが、なかなか変わった味。。。

観光で訪れるなら僕のオススメは午前中朝早い方が良い。
朝は特に肉売り場で仕込みをやっているので強烈です。音が。
ものすごく賑やかに肉を断つ音が響くスーパーはとても中国な雰囲気です。


【Carrefour(カルフール)中山公園店】
住所:上海市長寧路1018号 龍之夢購物中心地下1 階2 階
営業時間:8時〜22時半
電話番号:021-6255 5656


【Column-01】中国発世界初自転車版UBER(と言われているが実際はもっと画期的)「mobike(モバイク)」

2016-11-22 05:06:17 | 【Column】Life Column


一回30分一元(2016年11月現在16円程度)。
乗りたい時にすぐ乗れるサービス。
その名前を「mobike(モバイク)」と言います。
つい今年2016年春から始まったこのサービス。
瞬く間に中国中に広がり、北京上海広州などで利用できます。
デザインもスタイリッシュで見ると乗ってみたくなります。



車体は非常に堅牢で壊れにくい構造。
タイヤのスポークもデザインとして簡潔になっているし、
タイヤは実はただのゴムの塊でチューブがないのでパンクもしません。
一台製造単価は約1000元(1万6000円)とのことで安物ではないですね。
耐久性を3年と見ているようで1日当たりに割り戻すと1元となりそれが乗車費となっています。
ただ、一台で一日10元を平均して売り上げるようなのでなかなか儲かりそうですね。



使い方はというと、まず前提として中国での電子決済(Alipay, wechat)の登録が必要ですが、
1:mobike appを携帯にダウンロード
2:パスポート写真と共に携帯上でデポジットを収める(約五千円)
3:登録完了後、携帯上でチャージしてすぐに使用可能。
4:乗りたい車両を見つけたら、その自転車QRコードスキャンすると開錠される。
5:乗り終わって鍵をかけると一回の使用が自動終了。
以上です。
登録さえしておけば、ピッとやって乗り終わったらガチャってするだけ。



ハンドルのギアチェンジに見えるやつがこれがベルになってる。
街の中にポロっと置いてあってもパーツが盗まれにくい構造になっています。

創業者の一人はもともと中国版UBERの社長だった人物。
なかなかマーケティング的にも市場を把握していると感じます。
これが中国的と感じる理由は大きくは三つ。
1つ目は、携帯アプリで登録、決済が全て完結すること。
2つ目は、自転車置き場が町中に(もともと)溢れていること。
3つ目として、町中が平らで坂道がほぼ無いこと(特に上海)。

自転車天国の国で生まれた、時代にあった新しいシェアの形「mobike」。
別の「ofo」という別の自転車サービスも既に競合として誕生しています。
今後のさらなる画期的なサービスにも期待したいですね。


【Tourist Guide-09】日本九州本場の味を上海で堪能できる「赤坂うまや」

2016-11-17 09:29:53 | 【Tourist Guide】Food&Beverage


上海で日本の味を気軽に堪能することは簡単なようで難しい。
上海の中心静安寺から歩いて10分ほどの場所に
JR九州フードサービスという日本の会社が運営する和食屋「うまや」はある。



上海には2016年11月現在5店舗運営している。
第1号となるこの店舗のデザインは九州が誇るデザイナー水戸岡鋭治さん。
前庭から始まるアプローチ、非常に日本を感じます。



店の落ち着く雰囲気に加え、味も非常に美味しい。
海外生活で日本の味が恋しい時はうまやに限る。

日系店舗は昨今撤退が増える中、奮闘されている。
これからの日本の味を絶やさず頑張って欲しい。


【赤坂うまや 上海静安本店】
住所:上海市静安区常熟路8号
電話:021-5238-3809
予算:200〜300元/人
営業時間:11〜14時、18〜23時


【Tourist Guide-08】上海一の芸術エリア「西岸」の秋季大型イベント「West Bund Art & Design」

2016-11-13 20:01:22 | 【Tourist Guide】Culture / Heritage / Art


上海で僕の一番好きな芸術関連のエリアは、
ここ西岸[West Bund Area]に集中している。
とても開放感が高く、いい展示をよくやっている。



そして毎年今の時期に開かれる家具やアートの展示発表会 "West Bund Art & Design"。
http://www.westbundshanghai.com/index.php/English
その中心となるのは飛行場格納庫を改造したこの建物「西岸芸術中心」。



飛行機の整備に使われていた古い設備をそのまま残したり、
空間にうまく利用しながら、イベントを頻繁に開催している。
このエリアには同様に倉庫などを改造した建物が多い。
政府としても芸術関連に注力しているこのエリアは、
将来のアジアを必ず牽引すると思うので非常に楽しみです。


【西岸芸術中心 Westbund Art Center】
住所:上海市龍騰大道2555号
営業時間:10時〜19時
www.westbund.com