古き良き…洋楽カバー黄金時代
1960年代の初め頃、洋楽に日本語を付けた、いわゆる洋楽カバー・ポップスが普通に歌謡曲に混じってヒットしていました。
1960年代の初め頃、洋楽に日本語を付けた、いわゆる洋楽カバー・ポップスが普通に歌謡曲に混じってヒットしていました。
自分はまだ幼少期でしたので、どの程度のヒットだったのか判りませんが、『シャボン玉ホリデー』『ザ・ヒットパレード』『ロッテ歌のアルバム』等の人気歌番組で洋楽カバー曲が歌われているのを今でもよく覚えています。 考えてみれば、カバーとはいえ小さい時から洋楽ポップスの洗礼を受けていた我々の世代はラッキーだったかも知れませんね。
【 Single Data 】
リリース:1962年
チャート:Billboard 9位、全英10位
今日ご紹介の曲は、洋楽カバー・ヒットの代表格「ヴァケイション Vacation」です。
原曲は、コニー・フランシス(1938年生まれ)というアメリカの女性ポップシンガーで、1962年にリリースされたこの曲は、全米9位というヒットになりました。
原曲は、コニー・フランシス(1938年生まれ)というアメリカの女性ポップシンガーで、1962年にリリースされたこの曲は、全米9位というヒットになりました。
日本では、同年に青山ミチ、伊東ゆかり、金井克子、弘田三枝子、安村昌子さんらが競作でレコードをリリースしていたという事ですが、僕がはっきり覚えているのは、弘田三枝子さんです。
彼女が、この曲をヒットさせたのはデビュー2年目の1962年のことで、当時15歳だったというから驚きですね!
コロッと小太りのお転婆娘といったイメージで、パンチのある歌唱力は半端じゃなかった事だけはハッキリと覚えています。
ところが、しばらく低迷した後、1969年になって、スリムに変身し、化粧をバッチリ決めて、「人形の家」という曲で、復活を遂げた時はびっくりしました!
抜群な歌唱力に色気が加わったわけですね!
原曲のコニー・フランシスのヴァージョンを初めて聴いたのは、洋楽を本格的に聴く様になってからの事で、弘田三枝子ヴァージョンを聴いていた事もあってか、何か物足りなさを感じました。 それだけ弘田三枝子さんの歌にインパクトがあったという事なんでしょうね ♫
リズムも良くて楽しく歌えました!
弘田三枝子さん本当にお上手なのに、他の話題で残念でした。 なおとも
当時の洋楽カバーで、自分にとって、この曲と「可愛いベイビー」が一番印象に残っています。 外国の曲だと誰から聞いたという記憶がないのに外国曲と知っていたのが今になってみると不思議でなりません。