自然を求めて近辺ぶらり

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親鳥は餌やりマシーン

2020年05月29日 | 野鳥
花フェスタ記念公園のターシャの庭の片隅に餌台があり、一枚の食パンが置かれています。この餌台にスズメが2羽やって来ました。そのうちの一羽は、ただ口を開けているだけで、その口の中にもう一羽のスズメがパンのかけらを口移しで与えています。この行為を何度も繰り返します。上げ膳据え膳どころか、餌まで食べさせてもらう・・・このスズメは、お殿様かお姫様かと思いながら撮影していました。体つきもほぼ同じなので、まさかと思っていたのですが、後で写真を見ると嘴が黄色いではないですか。これで納得がいきました。親鳥と子雀でした。


ボクちゃん・・・口を開けているだけ。


あ〜んと口さえ開けていれば・・・


給餌マシーンの親鳥から開けた口に餌が放り込まれます。
食べることに専念すればよいのです。)^o^(



もう飛ぶことができるのですから、雛というよりは幼鳥といったほうがよさそうですが、餌が目の前にあっても決して自分で食べようとはしません。餌は食べさせてもらうものだとでも思っているのかもしれません。






時には嘴に挟んだパンを上の方にあげて・・・


親鳥が自分で食べることもあります。


子雀の怒り顔が親鳥に迫ります。


今度はたくさん口に入れてもらったようです。


こんな場面も・・・子雀の口の前に持っていって与えるのかと思っていたら


そのまま親鳥が食べてしまいました。


なんで自分が食べるのよ。


餌を与えるのが親の役目と違うの・・・抗議の顔です。💢




こんどは・・・


嘴の前まで持っていきますが、なかなか口の中までは持っていきません。


焦れて、自分から餌を取りにいきます。親鳥はこうして餌の取り方を教えているのかもしれないですね。


ほんの少し与えただけで、後は親鳥のお腹の中に収まりました。


こんなことを繰り返しながら、子雀は日々成長していくようです。独り立ちするのも近いことでしょう。




しばらくすると、もう2羽増えました。こちらも親子のようです。家族なのかもしれませんね。

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スズメの親子 (ヒトリシズカ)
2020-05-29 05:09:02
イケリンさん

花フェスタ記念公園のターシャの庭の片隅には、野鳥へのエサ台があり、食パンが置かれているのですね。

このエサ台に、親子のスズメがやって来て、子が親に甘えています。厳しいしつけではなく、優しくエサを与え続けています。

親スズメは子スズメが可愛いと思い、エサを与え続けます。イケリンさんは、微笑ましいシーンを観察なさいました。
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Unknown (ここあ)
2020-05-29 06:16:01
イケリンさん、おはようございます。
親鳥は子供に、なんとかして餌を自力で食べる訓練をしているのですね。こういう姿はなかなか見られませんから、観察記録としていいですね。逆に、自然界での採餌の練習はしなくなる可能性があったりするのかな?とも思いましたが、そこは野生の本能があるから大丈夫かもしれませんね。
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スズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 06:25:43
ヒトリシズカさん おはようございます。
三蜜どこ吹く風ぞ。スズメ親子は濃厚・濃密接触でした。
とても子スズメとは思えほどの大きさでしたが、
まだ、自分で餌が食べられないようですね。
微笑ましい場面の連続でした。
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スズメの餌やり (イケリン)
2020-05-29 06:31:48
ここあさん おはようございます。
親スズメも小ズズメがひとり立ちするまでは大変なようです。
あの手この手で、教え込もうとしているようです。
おそらく、虫など自然の餌を与えるのにも、同じような手を使っているように思えます。
親から子へ受けつがれてきた教育法なのかもしれませんね。
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見ていても (fukurou)
2020-05-29 08:42:57
イケリン様
おはようございます。
このようなシーン見ていても飽きませんね。
親は子に色々なことを教えているのでしょうね。
自分で餌が取れないと生きていけないのですから。
巣立ちしてからが、親の本領発揮なんですね。
お預けしてじらしたりしながら、目の前の餌を食べるように仕向ける。そして飛ぶことを教えていくのですね。
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ズズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 09:34:10
fukurouさん おはようございます。
野鳥が周囲を意識せずに自然のままに振る舞う姿は面白いものですね。
普段ならスズメへの関心は薄いのですが、今回の表情はとっても面白かったです。
見ていて、これが親の子への教育方法なんだと思えてきました。
食べたければ自然と自分から取りに行くようになるものなのですね。
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Unknown (マダム・グラハン・洋子)
2020-05-29 10:27:47
コメント
すっごく楽しかった

それにしても、良くとらえていますね
さすが!!
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ズズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 10:42:22
洋子さん おはようございます。
見慣れたスズメも、こうしてみると面白い一面がありますね。
親スズメも子スズメも表情がいいですね。なんとなくほんわかとしたものを感じます。
人間の子供も同じようなところがあるのかもしれません。孫育の参考になれば参考にしてしてくださいね。)^o^(
洋子さんはブログ開設から2,500日なんですねぇ。確認したら私は1,856日でした。はるかに及びません。
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スズメの親子 (kazahana)
2020-05-29 11:59:22
イケリンさま こんにちは

すごい観察力ですね。
ほほえましい親子の愛情が感じられるお写真の数々ですね。
愛おしく思いながらの撮影、イケリンさまの優しさを感じます。
鮮明なお写真を写されるテクニックにも感心してます。
元住んでいた家にもバードテーブルをつくり、パンくず、ヒマワリの種などを与えていました。
ガラス越しにただ眺めるだけでした。

最近はスズメも少なくなりました。
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スズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 12:52:41
kazahanaさん こんにちは。
餌台にはヒヨドリが来ていましたが、私たちが通ったものですから、食べるのを中断して飛び去って行きました。
そのタイミングを見計らっていたかのようにこの親子がやってきてくれました。
一枚のパンがあれば、スズメの体では十分すぎるほどの量なのでしょうが、ヒヨドリというライバルがいては
思うように、このパンに有り付けないのかもしれないですね。
そうですか。kazahanaさん宅でもバードテーブルに野鳥たちがやって来てくれていましたか、
野鳥が夢中になって餌を食べる姿は、見ていても飽きが来ませんね。ましてや親子一緒となると尚更ですね。

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息子を見るようで (越後美人)
2020-05-29 15:08:44
まあ~この子スズメちゃんの甘えっぷり、我が家の息子を見るようでした(^^;)
「なんでくれないの!」の表情が良かったですね。
親スズメはあげたり、自分で食べたりしながら教えていたんですね。
身体はもう親よりも大きいくらいなのに、大口を開けて待っているところが、
可笑しくも微笑ましかったです。
最後の、四羽で食パンを囲んでいる様子は、平和で癒される光景ですね(^_-)-☆
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こんにちは (ロメオ)
2020-05-29 15:13:11
パンの上に乗っていても子スズメは自分では食べないのですね。
ちょっと驚きました。甘えんぼさんですね。
親鳥はお手本を見せながら、なんとか自分で食べるよう促しているのですね。
今日も公園で移動しながら虫を捕まえて、子供たちに食べさせているスズメ一家を見かけました。
興味深い場面を見せていただきありがとうございます。
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親子スズメ (イケリン)
2020-05-29 15:49:35
越後美人さん こんにちは。
子雀が親と違わない大きさですから、てっきり亭主関白か、嬶天下の夫婦かと思いましたよ。(笑)
おかしいですね。この表情。見ていても笑えて来ましたよ。
親鳥もただ与えるだけではなくて、教えるところは態度で示して教えているようにも感じました。
野鳥の子育ても大変なことのようですね。
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スズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 15:53:25
ロメオさん こんにちは。
コズズメは餌の上に乗っていても、自分で食べようとはしないのですね。
親鳥が与えてくれるものしか、信用できないのでしょうか。
他の野鳥も、飛べるようになってからでも親から餌をもらっているところをよく見かけます。
こういうところを目にすると、親鳥が与えるものしか食べてはいけないという、
野鳥の掟のようなものがあるのかもと思えて来ました。
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Unknown (kagurakko2)
2020-05-29 16:01:09
こんにちは、イケリンさん。
すずめ百まで踊り忘れずと言いますが、すずめは何才まで生きるのでしょうね。
すずめにはすずめのルールがあるんですしょう。😉
可愛いです❗️
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珍しいスナップですね (korman)
2020-05-29 16:23:32
イケリンさん こんにちは!
スズメちゃんがこんな餌やりを行うなんて驚きですね(笑)
 餌台も置かれて仲良しカップルには、たまらない時でしょうね。
 kormanも、ジョギングに米やパンくずをもって餌やりをすることがありますが、鳥たちとの触れ合いが楽しめますね・・・
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ズズメ (イケリン)
2020-05-29 16:28:17
kagurakkoさん こんにちは。
スズメの寿命はよく解っていないようですが、
意外と短いという説もあるようです。とても百歳までは無理でしょう。
馴染みの深い鳥だけに、そのように思われたのかもしれないですね。
スズメを含めた野鳥の世界にも、人間社会と同じようにルールがあっても不思議ではないですね。

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スズメの親子 (イケリン)
2020-05-29 16:35:28
kormanさん こんにちは。
普段よく見かけるスズメなので、気づかなかったのですが、
こんな一面も持ち合わせているようですね。
こんな場面を一度目にすると、スズメを見る目が違ってくるように思います。
kormanさんは餌を持ってお出かけなのですね。よく観察すると、きっと新しい発見があると思いますよ。
親子のふれあいは見ていて感動ものでするね。見つめ合う顔がなんともいえなかったです。

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イケリンさん、こんにちわ (たか)
2020-05-29 18:19:39
面白いお食事風景を細かに撮影されましたね~。
これは中々見られない光景なのではないですか?
「図体ばかり大きくなって、まったく! そろそろ自分で食べる事を覚えなさいよ」と思うのは人間?
スズメの世界は違う様ですね。目の前にパンが有るのに口移しで無ければ食べようとしないなんて。

楽しかったです~♪
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親鳥の餌やり (イケリン)
2020-05-29 18:40:57
たかさん こんばんは。
ツバメもそうなんですが、飛べるようになっても、大きく口を開けて
親から与えられる餌しか食べないのを不思議に思って調べて見ました。
金沢動物園の記事に次のような記述があるのが見つかりました。
『よーく見ると、黄色い口や赤い口、ふちは黄色で口内は赤色...種によって色合いが異なっています。
実はこの口の色には、親鳥の本能を刺激する、とても重要な役割があるのです。
雛が口を大きく開けて「色」を見せることで親鳥は刺激を与えられ、「エサを見つけて、この口の中に入れなくては!」という給餌(きゅうじ)行動が発現します。』といった内容です。
親がせっせと餌を口に入れるのには、こんな理由があったのですね。面白いものですね。
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