今日の私

私の精一杯のイキイキな毎日

病院の先生

2010年03月13日 | Weblog
3月11日。
息子がお世話になった病院の先生に
お礼を言いに行きました。
大阪医療センターの整形外科の北野先生です。
先生の敏速な処置のおかげで、
息子は、普通に生活に戻る事が出来、
アスリートを目指す事も出来るようになりました。
本当にありがとうございました。
先生も、息子の成長に驚愕されていました(笑)
だって、股関節の成長を止めるから、
身長は普通に成長を止めてしまう。
って言う事だったから~(笑)
息子。もし、この病気をしなかったら、
どれだけ大きく成長したんだろ(笑)
でも、この病気しなかったら、
ここまでの、心の成長はなかったと思う。
人生、谷あり山あり。

3月12日
息子の友達が泊まりに着てる。
2人とも、同じ県の高校のスポーツ推薦組。
友達は野球。息子はバスケ。
種目は違うけど、
目指すは一緒。
目がキラキラしてる。

もう一度、言うけど、何回も言うけど、
オカンも負けてません。

3月12日
娘。成績ファイルを持ってきた。
ちょっと、嬉しそう。
成績、凄くアップしました。
よく頑張りました。
これが、到達ではありません。
これからが、始まり。
これからだぞぉ~♪
今回は、思いっきり、
褒めてあげよぉ~♪

3月13日
何故か、私、仕事してます。
今日は撮影。
ぷ~っ。
夜は、地区班長会。
ぶ~っ。

卒業式

2010年03月13日 | Weblog
22年3月10日(水)生憎の雨…
息子の卒業式です。
息子。卒業おめでとう。
義務教育終了です。
本当によく頑張りました。
心身ともに、凄く大きくなりました。
貴方のズボンの裾。
何度、伸ばした事でしょう。
貴方の身長は、柱に大事に刻まれました。

小学4年の時、
泣いてしまった私の肩に、貴方は、小さな細い腕で
ぎゅっと、手を回し
『まま…。僕がおる。僕がおるから大丈夫やで』
と言ってくれました。
こんな、小さな息子に、
私は何てかわいそうな思いをさせてしまったのだろう…
ごめんね…ごめんね…
涙が止まりませんでした。
有難う。
貴方が産まれてから、ずっとずっとの思い出が
胸中を駆け巡ります。
長かった…短かった…。
とっても、大切。
とっても、大好き。
この思いは、一度も揺らいだ事はありません。

卒業式。

あの日以来、
『子供達の前では涙を見せない』
と思ってた私。

式の受付で、一通の手紙をいただきました。
『オカンへ』
と書いた封筒に入った封筒でした。
着席をして、回りの保護者から
『手紙みた?読んでみて~』
と言われた。
その保護者の目に涙…。
『もう泣いてるん?(笑)』と私。
そっと、封筒を開けてみました。

『出来る出来ると言ったシュート
 最後まで出来なかったシュート
 次は見せるでダンクシュート』

3行ラブレターでした。
涙が溢れて止まりませんでした。
この3行に、私と息子の間の思い出が
もの凄く凝縮されています。
始めて、試合に出れた時、
足の怪我で運動出来なかった息子が、
『新人戦に出る。ゴール下は、完璧やで!』
と、自分にプレッシャーを与える為に発した言葉。
結局、試合では、目を覆いたくなる光景でした。
周りのみんなは、小学校の時に3年間の
ミニバス経験者。中学2年間の経験者。
息子は、コートで走り始めて、1か月…。
バスケが出来るようになってから、
今日まで、息子は本当に良く頑張りました。
みんなが、遊んでいても、
必死で高校のバスケに通った息子。
5年間のギャップの差を縮める為に、
必死で頑張ったよね…。
総体は、負けてしまったけど、
貴方は、一番の涙を流したよね…。
とっても、大きいバネになったよね。
この3行ラブレターは、
おかんと貴方にとっては、
素晴らしいラブレターでした。
高校。凄く厳しいけど、
貴方なら、出来る。
人一倍の悔し涙を知ってる貴方なら、
絶対に輝ける。
いつか、貴方の名前が、
月間バスケットボールに記載される日がくる。

でもね…。
本当に、つらくなったら…。
つばさを休めに、おかんに会いにくるんだよ。
そっと、手当てしてあげるからっ!

息子からの手紙抜粋

オカンへ

今まで、色々ありがとう。
僕が入院した時も、仕事が忙しいのに
夜遅くまで一緒にいてくれてありがとう。
高校までの送迎や、部活時の弁当やごはん。
朝早くから、夜遅くまで仕事をして
1人で2役ありがとう。
僕は、これから、家を離れて、遠くに行くけど、
頑張るので、応援して下さい。
心配かけるかもしれないけど、
頑張ります。


と書いてありました。
いっぱいのいっぱいの思い出をありがとうなぁ~。

そやけど、おかんは、いつまでも、
貴方のおかんやからっ!
まだまだ、負けてませんぞぉ~。
貴方達と一緒に輝いてみせるっ(笑)
いくら、離れていても、
ずっと、ずっとハグしたるからなぁ~♪

交通事故…

2010年03月13日 | Weblog
ブログ休んで10日程…。
3月9日(火)
交通事故の第一通報者になってしまいました。
衝撃的な事故でした。
事故を起こされたのは、
家の近くの87歳のおじいさんで、
私が通りかかった時は、たぶん5分も経ってなかったと思う。
ガードレールにぶつかった感じで、車は止まってた。
運転中の私からは、車には誰も乗ってない感じ。
車体のフロント部分はかなりの衝撃を受けてる模様。
(事故してる!あれ?でも、乗ってないなぁ~)
と思いながら、車を覗く。
えっ?おじいさん…。
上半身が助手席の方に折れ曲がり、
足は、運転席に挟まってる…。
シートベルトしてない…。
周りに人が集まってるのに気づき
『誰か、救急車の手配は?』
と私は声を上げた。
周囲の人は
『誰か乗ってる?』みたいな反応…。
私は、すぐに携帯で警察に電話。
『事故です。●●団地出入り口の道路で、おじいさんが、
車に閉じ込められています。すぐに救急車を!』
と通報後、車が大きな音をたてながら、
白い喉を刺す煙が濛々と立ち上がる。
エンジンがかかったままで、ラジエターの液なのか
何なのか、わからないけど、
一瞬にして、辺りは煙。
通りかかりの方がエンジンを切って、
私は、おじいさんに声をかける。
立ち込める煙を、車内から出す為に
ドアをあけようと思っても、
助手席の窓は開かない。
『●●さんっ!大丈夫?』と何度も声をかけるが、
少し、口が動くだけ…。
心臓の動きは、胸の動きで確認。
首筋で、脈をとっても脈確認。
素人の私が身体を動かす事も出来ず、
呼びかけるしかない。
顔色が、変化してくる。
死に向う時の顔色…。
母親が亡くなった時に見た表情…。
『おじちゃんっ!救急車くるからなっ!』
何度も、声を張り上げてた…。
警察到着。
救急車到着。
その間、おじいさんの家族に電話。
おじいさんの奥様到着。
雪交じりの雨が、服を通って肌を刺す。
その時に始めて、自分がずぶ濡れって事に気づく。
警察官から、
『今から、ヘリで災害医療センターに搬送です』
と言われた。
『事故した瞬間を見た?』
と聞かれ、
『見ていない。停車状態でした。』
と言うと
『すれ違った車は何台?』
と聞かれ…。
『すみません。全然覚えていません…』
結局、
おじいさんは、5時間後に、
病院で息を引き取られたそうです。
おじいさんの奥様が
『かなん…。こんなん、かなん…。』
と何度も呟かれた言葉が、耳から離れません。
おじいさんの顔の表情が、脳裏から離れません。
車からの喉を突く煙の味が、喉から取れません。
無線が飛び交う事故現場の中の風景が、心から離れません。
腕時計に水が入り、壊れてしまいました。

平成22年3月10日(水)は、
息子の卒業式です。