辞任に先立って、違和感を持ったのは、9月9日のオーストラリア・シドニーで行われた記者会見だった。
テロ特措法に関して、「職を賭して」「職責に、、、」といった一種高揚感を伴った発言である。
安倍さんの高揚感に、誰しもが違和感を感じたことだろう。
テレビを見ながら、周りの人に「おうおう、ブッシュにお墨付きをもらったか、、アメリカ大統領に励まされたのだろう。元気になって」、、、と軽口を聞いていた。
実際に12日には辞任発言が飛び出した時も、
「日本に帰ってきたら、旅行の高揚感はなくなり、急速に現実に戻ったのだろう」などと評していた。
しかし、それがそうではなく、その後、様々な方から様々な話を聞いてみると、その高揚感は必ずしもブッシュに激励されたからと言うより、くぎを差されて最後の力を振り絞った結果だったというのが正解のようだ。
「サミットの時は元気でね^、首相一人でしゃべっていたけど、組閣前の旅行ではしゃべらないんだよ。だから自分がしゃべるより他なかった」とか、APECでは「やりとりがあわないんだよねー」といったことが良く聞かれた。
やはり、参院選後の後から鬱状態にはなっていたのだろう。
「ブッシュに激励されたのではなく、ブッシュに脅された」のが正解ではないだろうか?
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