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今日の一貫

地域は大学に何を期待するのか?大学の地域貢献はづれてないか?

大学は、知の源泉というより、もはや知の伝え手という感じ。
大学が地域貢献を語る際に、受け取る側は大学をどう感じているのか聞いてみた。
受け止める側との交流関係が築けるかが課題となってると感じるから。
以下、
大学人は、自分と違う発想を自信を持っていえる人、第三者として裁ける人、
普段同僚と話しているのと違ったことをいう人、知的な心をかき立ててくれる人、
実務でやっていることを理屈づけてくれる人、
との意見多し。

どうやら、人々に①動機付けし、②雰囲気や組織文化、地域文化をある場合には、指示し、またある場合には変え、既存社会との軋轢を緩和しb、③制度を変え、実施するのに役立つ人、といったイメージか。

大学では、企業がすぐ飛びつき、役にたつような研究はしていない。
とすると、、大学にあるこのような知とは何か?
社会的資源。公共性。
だから、供給と受け手づれているのが当然。
地域に学生を入れる。学生の教育に地域が関わる。

大学は公開講座等啓蒙的知の普及を地域貢献と称して、さも大事そうに予算付けをして行っている。しかし、地域はそんなものもはや求めてはいない。
地域が求めているのは、「提言能力」シンクタンク機能、
そうしたニーズに基づかない地域貢献は廃れていくのだろう。
社会では、知が洗われていく。受け入れられない知は淘汰される。

公共という観点からすれば、実学といっても、大学人はどこまで関わるかという問題もある。提言でとどまるのか、最後まで解決に関わるのか?

いずれにしても、他者とのプラットフォーム作利が大切。
それは、人的交流の場。
大学は商店街にNPO作るのがはやり。
提言をし、市民に示し、政策提言をしていく。

非営利型のシンクタンクを日本は持ってない。(例外構想日本の加藤)。官僚が政策作るのが日本。コンサルタントは、クライアントが出したものに答えるのが使命。

政策提言というが、よらしむべし、知らしむべからず、は古い。啓蒙的知の伝達も古い。
特区は民間でも個人でも提案できた。
206実現。550の規制改革。
地域貢献が別個にあるのではない。一緒になって考え現場から提案していく。そんな知が必要。

ところで、宮城大学の地域貢献でもっとも人気の高いのが学生による地域貢献。
学生が地域にはいることそれ自体に意味があるようだ。
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