今日の一貫

木村尚三郎先生あらわれず 地域振興を支える統計の役割 オープンソース

1日、総務省統計局主催の「統計シンポ」大雪の降る仙台市で。

今年の、このシンポ、「伝統と地域振興、それと統計」という三題話。
基調講演を木村尚三郎(静岡文化芸術大学長)先生がするというので、それなら、私もパネルに参加できるかもと思い参加を承諾したもの。また横山英子さんの参加情報も決断の根拠となった。

当日、中村隆英(統計協会連合会会長)、美添泰人統計審議会会長、広松毅統計晋会長代理、など、統計学の権威が並ぶ。中村会長から昼食時に、統計界のあれこれを伺う。久しぶりのアカデミックな雰囲気に懐かしさが。

しかし、基調講演の木村先生が来れないことになった。
なんと、基調講演のお鉢がこっちに回ってきた。
テーマは「伝統文化とこれからの地域振興」

まあどうにか、1時間は持ちました。

それにしても、感心したのは、近年のファジーなデータの収集システム。
慶応総合政策学部教授の 福井弘道先生のGISのお話。。「共有と双発」の参加型GIS。
統計からは、離れるのだろうが、花粉飛散状況とか、道路混雑状況とか、データー提供者は、多くの市民。それにどの程度の客観性があるのかに、課題を抱えるのだそうだが、少なくても人々が知りたいと思っている、情報に関しては、ある程度手に入れることができる。

ここで思った。
これはオープンソースだ。
リナックスや、ウイキペディアのやり方と同じではないか。

最近オープンソースのやり方に興味を持っている。いろいろな人の参加により、客観的なデータが手に入る。これ、人々の善意を信じないと、という世界。

木村先生の体調が良くなることを祈念しております。
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