今日、父が大腸癌の手術をした。
母と姉と私は、朝から病院で長い長い待ち時間を過ごした。
担当の女医さんは信頼出来たけど、それでもなんだか落ち着かず勇気づけられたくなって、仲のいい友人にだけ手術のことを知らせて応援LINEをお守りにさせてもらった。
手術は無事終わり、切除された大腸の一部と病巣も見せてもらったのだが…
でかい!
成長してたわ〜
高齢やのにね〜
麻酔が切れて、意識がうっすら回復した父と話した。
5時間の手術に耐えてなおも、私たちに、疲れたやろう、迷惑かけたなあ、と謝るお父さん。
入れ歯を外していたせいか、亡くなったおばあちゃんにそっくりだった。
肝臓の癌は、抗がん剤で小さくしていくしかないみたいだ。
質問はないですか?と先生に聞かれたから、勇気出して余命も聞いた。
先生、ありがとうございます。お疲れ様でした。
神様に見えた…
お母さん連日病院通いお疲れ様。
姉貴も、ほとんど毎日病院へ車を出してくれている。
横浜の姉から、こんなLINEが来た。
私、34歳の時に食道ガンかもって病院で言われて、がんセンターで検査受けて、結果を聞きにお父さんが一緒に来てくれてん。
「大丈夫」ってわかった時に、病院の待合室で人がたくさんいるところで、お父さんが周りを気にせずに天に向かって手を合わせてん
ずっと拝んでくれてたみたいで、なんかその時のことを思い出したわ
「大丈夫」ってわかった時に、病院の待合室で人がたくさんいるところで、お父さんが周りを気にせずに天に向かって手を合わせてん
ずっと拝んでくれてたみたいで、なんかその時のことを思い出したわ
お父さん、3人共平等に愛情注いで育ててくれてありがとう。
いつでも私たちのしあわせ祈ってくれている。
お父さんは正直気が弱くて、優しすぎて、おまえらには何もしてやれんですまんなあ、って謝ってばっかりだったけど、
子供としての一番の幸せをもらい続けてるよー。
自分も親になったから余計わかるけど、それって一番すごいことだと思うわ。
お父さん、まだまだ一緒にいたいようー