以下引用 富山新聞
射水市太閤山小で9日、児童向けの手話教室が開かれ、4年生71人が聴覚障害を持つ人の日常に理解を深め、手話でのあいさつの仕方を学んだ。市が今年度から始めた手話普及事業の一環で企画した初の教室で、要望があれば今後も小学校や各種団体で実施する。
市聴覚障害者協会の村田稔会長と市の手話通訳士、益塚麻里子さんが講師を務めた。村田会長は手話で児童に、相手に伝えたいという気持ちが大切で、身ぶり手ぶりでも構わずに笑顔であいさつしてもらうとうれしいと強調した。その後「こんにちは」「ありがとう」などの表現方法や、五十音の指文字を紹介した。
児童の質問に答えて村田会長は「相手の口の形を見て内容を読み取ることもある。健常者に比べて不便なことは多いが、最近は障害への理解が進んできた」と話した。
児童は、総合学習の時間に練習してきた手話を交えて「世界が一つになるまで」「ビリーブ」を歌い上げた。東條凪さんと高野朱理さんは「相手にうまく伝えるのは難しいが、あいさつや会話が手話でできるよう頑張りたい」と声をそろえた。
【 富山新聞朝刊 2016年11月10日 県内総合 掲載 】
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北日本新聞にも掲載されました。
【 北日本新聞朝刊 2016年11月10日 地域ニュース 掲載 】