来年からはブログをリニューアルオープンします。
新しく動画も毎週火曜日に記載する予定です!
どうぞよろしくお願いします。
以下引用 全日本ろうあ連盟HP http://www.jfd.or.jp/2015/12/24/pid14420
『手話でGo!ピンバッジ』を発売しました。
「手話は言語」「手話を使う・使ってもらう・手話でコミュニケーションできる社会に」をコンセプトに、手話や聴覚障害者に対する理解を広めることを目的とし、そのために「手話言語法」が必要であることを強くアピールするためのバッジです。デザインは『手話でGo!』パンフレットと関連したデザインとしました。
サイズ:22mm x 22mm(PP袋入り)
定価:500円(税込)
2015年12月12・13日「情報アクセシビリティ・フォーラム」にて先行販売し,2日間で600個以上販売しました。お申し込みは、お近くのろうあ団体まで。
富山県聴覚障害者センターにて販売しています。
TEL 076-441-7331 FAX 076-441-7305
【パンフレット】『手話でGo ~手話言語法制定に向けて~』のダウンロード
覚えていますか? 改めて、手話言語条例制定の必要性を知っておこうね。
共生社会へ 「手話は言語」を法律に
以下引用 中日新聞Web 2015年12月11日 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2015121102000125.html
手話を独自の言語と定める「手話言語法」の実現を望む声が、地方から湧き起こっている。手話への無理解は今もある。国は地方の求めに応えて早期に法を制定し、その普及に努めるべきだ。
国内には約三十万人の聴覚言語障害の人々がいるとされる。
全日本ろうあ連盟(東京都新宿区)によれば、彼らの多くは自らを「ろう者」と呼び、その言語の「日本手話」と固有の文化に誇りを持っている。
だが、耳が不自由な人みんなが、手話を自在に使いこなせるわけではない。言語として、周りに十分認知されているわけでもない。
「耳の聴こえない」人々が登場するミステリー小説「デフ・ヴォイス-法廷の手話通訳士」で知られ、ろう者とも親しい作家の丸山正樹さんが、手話を「身内言葉」と独特の用語で表現した。
「身内」の言葉のままでは、本来健常者も交えた交流手段の言語のはずの手話が社会全体にはなかなか届かず、広がりもしない。
そうした苦悩やもどかしさを受け止め、手話を言語として認める全国初の条例をつくったのが鳥取県だ。二〇一三年十月だった。
鳥取県の試みが先駆けとなり、その後二年間に神奈川、群馬両県や、三重県の松阪と伊勢市、埼玉県朝霞市、前橋市など計二十四自治体が条例を制定した。
年内には埼玉県富士見市や静岡県富士宮市なども仲間入りする見込み。県レベルでは長野県が制定に向け意見公募のさなかだ。
ことさら目を引くのは全国の99・8%を占める千七百八十四の地方議会が、国に対して「手話言語法」の制定を求める意見書を可決していることだ。
意見書に拘束力はないが、地方自治法九九条に定められ、地方が政府や国会に政策反映への希望を物申せる。これだけの後押しは、ろう者には心強いに違いない。
関連の一般向けフォーラムが十二、十三両日、東京都千代田区の秋葉原UDXビルで開かれる。
聞こえる子たちが国語を学ぶように、聞こえない子たちが手話を学べる場は、依然遅れている。双方が手話を学べる場を増やしたい。手話通訳士も、まだまだ足りない。
教育など、ろう者の生活の場を広げる環境整備には、条例では及ばない予算化など国の総合的な施策が求められる。法制化は、手話にとどまらず、障害や多様な文化を受け入れる共生社会に歩みを進める支えになるはずだ。
以下引用 【北日本新聞ウェブ】2015年12月29日 00:00 http://webun.jp/item/7240291
■市職員で唯一通訳士資格
射水市社会福祉課の益塚麻里子さん(41)が、手話通訳士の資格を持つ唯一の市職員として聴覚障害者の対応に当たっている。高校生の時に見た映画に感銘を受けて資格を取り、昨年4月に市職員となった。「全国豊かな海づくり大会」や「市合併10周年記念式典」など市内の行事で手話通訳を務めながら正職員として業務をこなす益塚さんは、周囲の職員のサポートに感謝し「手話への理解が深まることが励み」と話す。(新湊支局長・芦田周)
砺波市出身の益塚さんは、高校時代に吹奏楽部に所属し、夏には甲子園を目指す球児をスタンドからクラリネットの音色で応援していた。そんな時、聴覚障害を持った高校生が甲子園を目指す姿を描いた映画に出合った。「自分と同じ高校生の苦労を知り、手話を身に付けようと地元のサークルに通い始めた」
金沢市内の大学を卒業後に砺波に戻り、地元の特別養護老人ホームに就職した。手話の習得にいっそう力を入れて手話通訳士の資格を取り、福祉分野への理解を深めようと社会福祉士の資格も取得。その後、結婚を機に射水市内に移り住み、市の手話通訳士の職員募集に応募した。
配属先は新湊庁舎の社会福祉課障がい福祉係。昨年度、手話で窓口対応した61件のうち55件を益塚さんが担当した。窓口を訪れる人たちからの評判も良く、手話を身に付けている他の職員からは「これまでに姿を見なかった聴覚障害者が多く来るようになった」との声が上がる。
来年秋の新庁舎での業務開始に向け、これまで以上の期待が益塚さんに寄せられている。益塚さんは「分かりやすく物事を伝えようという意識が他の職員にも伝わればうれしい」と話している。
【北日本新聞朝刊 12月29日 (火) [社会・地域ニュース県内・総合]掲載】
本会会員の皆さん、いつでも安心して役所へ行けることは良かったですね。来年もどしどし利用してください。
益塚さん、いつもお疲れ様です。来年もずっとよろしくお願いしますね。
富山県では、下図のように、県内の市町村に手話通訳者派遣事業をほぼ実施しています(富山県聴覚障害者センターに委託)が、
手話通訳者設置事業の実施はまだまだ低い状態です。他の市町にも射水市のように一日も早く設置してほしいと願っています。
確実に実現するためには、県と各市の手話言語条例を制定することだと思いますね。皆さん、力を合わせて頑張りましょう!
《 財団法人全日本ろうあ連盟 手話通訳者等の派遣に関わる要綱検討事業 報告書より 》
フランスで大ヒットになった映画「エース!」を全国あっちこっちで上映しています。
ろう家族をテーマにしたフランス映画「エース!」です。
※フランス映画なので日本語字幕はつきますが、聴覚障害者に配慮した字幕と異なります。
フランスの田舎町。農家を営むベリエ家は、高校生の長女ポーラ以外、父も母も弟も聴覚障害者。美しく陽気な母、口(手話)は悪いが熱血漢な父とおませな弟。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師トマソンはその才能を見出し、彼女にパリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。ポーラは悩んだ末に、夢をあきらめる決意をする。しかしその歌声が、耳の聴こえない家族に届く出来事が起こるー。主演のポーラに抜擢されたのは、フランスで人気の歌オーディション番組で注目を集めたルアンヌ・エメラ。その奇跡の歌声で観客を魅了し、本年度セザール賞最優秀新人女優賞を受賞。本国で4週連続No.1、12週連続TOP10入り、動員700万人超えの驚異の大ヒットを記録した感動作がついに日本上陸。《HPより抜粋》
映画「エール」公式サイト http://air-cinema.net/
2016年2月6日(土)~2月19日(金)
富山シアター大都会
TEL:076-451-8219
日本手話とアメリカ手話とフランス手話の表現を見よう!
手話が分からなくても、それぞれの手話表現の違いを知っておこうね。
Japanese American French Sign Languages, JSL, ASL & LSF, 日本手話, アメリカ手話, フランス手話
射水聴覚障害者協会ブログを2015年4月に開設してから、あっという間に9か月経ちました。
本日、アクセス数が20,000を超えました!!
いつも当ブログをご愛読いただいているみなさまに感謝申し上げます。
ありがとうございます。
開設当初は、みなさまが読んでいただけるのかどうか不安でしたが、今や、欠かせないものとなってきているのではと感じております。
堅いブログですが、手話や聴覚障害などに関するいろいろな情報をみなさまにお届けできるように、情報発信に努めてまいりたいと思います。
今後とも引き続き、当ブログをご愛読いただけると幸いです。
射水聴覚障害者協会 広報部