西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

健康調理教室の日

2008-07-03 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
最近は、木曜日の昼間は、近所の「ベラシティハウス」で行われる「健康調理教室」に行っている。実は、これは、「いいもの連合・家基都(かきつ)」の主催である。http://www.mukugi.com/kakitsu.mht

4人が世話人で、彼らは「けいはんな地域SNS」のメンバーでもあり順不同で「木の実木のまま」さん、「Hiko」さん、「けんふく」さん、「感性の料理人」さんである。
このほか、今日は「ランちゃん」さん、「パールちゃん」さんも参加した。癌体験者のS.さん、玄米酵素のY.さんも参加していた。今日は、体感ランチに初めての人が3人いた。占い師の若い女性K.さんも含まれる。

今日のレシピは、生姜入り玄米に豆カレー、かぼちゃ・キュウリ等のサラダ、りんごケーキである。どくだみ茶もついている。前に一度はしたことがあるが、手順が中々覚えられない。まあ、それでも「りんごケーキ」のつくり方は少し飲み込めてきた。

食事後、自己紹介、そこで最後に「感性の料理人」さんとこの家の主の「木の実木のまま」さんが「いいもの連合・家基都」の説明をした。「木の実木のまま」さんによると、「都の基は家であり、それは古代の首都の名で富士山の北側にあった」とのことだ。今のところ「へー」と思っているが、見守るつもり。
「家基都」ホームページはこちら:http://www.kakitu.com/

何人かが帰った後、コーヒーを飲みつつ更に議論は続いた。
この七月に正式発足、現在、先にあげた四人が世話人、既に会員になる予定が全部で10人以上いるようだ。私は、まだ月水金と「仕事」をしているし、ボランティア的に「けいはんな市民雑学大学」や「NPO地域支援研究フォーラムなら」をやっているので、当分は会員にならず、木曜日の「健康調理教室(体感ランチ)」にだけ出ることにする積もりである。

とにかく、我々日本人の今の食事、食生活、食文化が少しおかしいことを、楽しく学びながらただしていきたい、それが健康を維持し、医療費も低減することになる。それが、農林漁業のあり方に跳ね返り、健康な住宅のあり方に連なる、それらは国土の使い方、都市計画や農村計画のあり方にも連なるだろうとの考えのようで、私が前から言っている「つながり」の思想の実体化であろう。「感性の料理人さんは」は「結びの思想」という言い方をしていた。又、この会合には、「いいもの」をつくったり、売ったりする人々もいて、そのような「いいもの」はリーズナブル(安く合理的)に売っていこうとのスタンスもとっている。

「感性の料理人」さんが上手い言い方をしていた。
「良いものを売ろうとするのはいいが、往々にして需要者は最初は怪しんで余り買おうとしないだろう。しかし、本当にいいものならば、最初の買い手は、やがて売り手に転化するだろう。同じ方向を見て進んでいきたい」と。

「いいもの」として、健康食事、遠赤外線調理器、無垢の木住宅、アロマ・セラピー、音楽、玄米酵素、等々があがっている。「売る」場合の具体的なこの場利用の条件等も話された。(自分の売りものは何か考えると、RETIREの時空をRE-TIREとして活かす方法、トータルな生活の哲学や技術、この運動のドキュメント記録などかな、と今のところ思う。)

もう一つ、この会は「熱い」メンバーで凝り固まるのではなく、何時もオープン、敷居を低くし、会員でもそうでなくても参加者は何時でもフラットに処遇するということの確認もなされた。

今日秀逸の洒落:アロマ・セラピスト兼野菜ソムリエの「ランちゃん」さんのもの・・・子供の食育の一環で「野菜エンス」講座はどうか。「野菜、菜園、サイエンス」の重なりである。私は一つ加えた「野菜、菜園のことを学ぶサイエンスは分かる。それに加えてやっている人が才媛であるというところが良い」と。
「感性の料理人」さん・・・「占い」だからと「売らない」のではなく「売って」いいですよ。