上の写真は一昨年の今頃の光景です
ブログは 毎朝4時頃 更新努力しています
更新は 私が「元気で自遊人」している便りです
お忙しい時の訪問は 「ナナメ読み」や「スルー」していただければと思います
毎日の「挨拶訪問」 お待ちしていま~~~~~~す
春から秋は 車中泊登山に出かけることが多くなります
その間 ブログの更新はいたしますが 訪問はお休みさせていただきます
小幌駅・日本一の秘境駅と岩屋観音・小幌洞窟
昨日は27日の分もアップするヘマをしました
今日は簡略特別号です
行雲流水 太田神社例大祭
北海道せたな町太田(旧大成町) 太田神社例大祭
ここには北海道最古の山岳霊場があります
標高485m・太田山中腹の洞窟には本殿があります
航海の安全と霊神の加護として長く信仰されています
ここを円空上人や探検家・松浦武四郎など著名人が訪れているという
今年は27日~28日が祭典
例年だと海上渡御や神事を行う若者が洞窟まで足を運びます
何回も見物に行ってると いろんな出合いがあります
一昨年は元サッカー・コンサドーレの大森さんが神事に参加してました
ある時は 漁家の超高齢おばあちゃんが日本酒を抱えて登り 航海と家内安全を祈願していました
私にとって いろんな意味で信仰について考えさせられる太田神社例大祭です
大田地区の街は年々高齢化や世帯・人口が減ってるように感じます
小学校も廃校なって久しい
今日 見物に出かけ 街の人々のがんばる光景にを贈ってきます
過去記事です
太田神社・太田権現 2014年
北海道せたな町・大成区 太田神社
本殿は山の断崖にある
写真右上の絶壁に造られている
標高485m大田山中腹の洞窟に本殿が作られている
神社は「太」 山は「大」 迷うなあ
27~29日が例大祭
祭りの初日に若者が神事を行うため
麓の拝殿から洞窟にある本殿に向かう御掛が行われる
最初からきつい登りが待ち受けている
狭い幅の階段が140段
傾斜が40度にも見える
力にまかせて飛ばしすぎると
競馬の逃げ馬のように
最後はバタバタになります
鉄のハシゴを登る
蝦夷地最古の霊場
修験の道は
きつい登りの連続です
道半ばに「女人堂」がある
地元のお年寄りに話を聞くと
数年前まで 女性はここでストップだったという
最後の鳥居
太田山神社と幟に記されているが
地域の人たちは太田神社と呼ぶそう
長さ15mほどの断崖絶壁の鉄階段は
怖さと緊張感で足がすくむ
航海を護り
病災を救う霊験があらたかだという
この日 25分で登ったという若者がいたが
普通は40~60分はかかる
この山は 自分の体力に合わせ
ゆっくりゆっくり登らないと
途中でお帰りを余儀なくさせられる
真下には神社が見える
道路は旧国道
若者が少ない小さな限界集落のお祭りだが
露店がたくさん並んでいた
後継者のいる漁家は1~2軒というから
将来の祭り維持は・・・・・
太田神社例大祭・海上渡御2014・6・27
北海道せたな町 太田漁港
毎年 6月27日に海の安全祈願が行われます
大漁旗で着飾った漁船は
午後1時から3時まで海上を渡御します
太田地区 少子高齢化の波はすでに到達
昨年見学に来た時 住民は約60人と伺った
今年は40人台半ば 中学生1人 小学生ゼロ
減少の仕方に
見ず知らずの船主さんが
神主さんが御祓いする船に乗せてくれた
ということで 今年は船から眺めた光景を紹介します
飲み放題乗船に恐縮の一語
写真左上 見えてるコブ二つ目の
山頂直下に太田神社本殿があります
壁の真下は 幹線道路
昨年は17隻の漁船によるバレードでした
今年は11隻と少ない
魚の水揚げが減少し 後継者問題は苦悩
漁業者の高齢化も難題のよう
高齢船主の入院などでパレード参加漁船が少ないらしい
今年の参加漁船操舵の最高齢は 80歳を超えた方だそう
海から眺めると 地形の険しさが伝わってきます
昇り旗の見えてる場所が 本殿のある洞窟です
太田神社 拝殿
石原裕次郎さんもビックリの 風速ゼロメートル
海はおだやか 快適の一語です
海から眺めると 高台派と海辺派が分かります
津波を想定すると 高台
出漁の利便性を考えると 海辺
太田地区の目の前には
大津波の震災を受けた奥尻島があります
釣り人の背景にうっすらと見えるのが 奥尻島
海上渡御は 太田地区から久遠地区
ここ数年見学させていただいてますが
規模が年々小さくなっている感じを受けます
こういう伝統行事 がんばってほしいなあ
明日は太田神社「御山掛け」を紹介します
鉄の輪を上れば本殿
垂直な壁を上るには 度胸がいる
本殿に向かって停船し 神事
本殿 上り口
鳥居から右上の洞窟までが修験の道
急峻な道が休みなく続いています
御祓いする船は 神様が決めるそう
でも 太田漁港の船は少ないようなので・・・
当たる確率は高そう
神事を終えたことを各船に船主さんが伝えます
この船は今年購入したそう
後継者がいるから取得を決断したのでしょう
新造船だと億円を軽く超えるという
中古船でも〇千万だというから
ガンバレ ガンバレ 後継者
御神酒をドッドッドッ・・・
海を鎮めて大漁祈願
清めの塩やお供え餅も海へ
今年も海上渡御は 無事終えた
10年後20年後も伝統行事は続いているだろうか
興味のある方は ご覧下さい