遊楽岳(ゆうらっぷだけ)2015・9・6
北海道渡島管内 標高1277m遊楽岳(ゆうらっぷだけ)
夏山登山ガイドによれば 標高差1045m
登り 4時間50分 下り 3時間40分
往復19,2km 体力の要る山です
登った記録を7回連載で紹介します
説明は簡略です
朝4時 自宅出発
朝5時 噴火湾越しの羊蹄山を眺めながら登山口へ車を走らした
駒ケ岳・砂原岳
この山は 往復距離が長い そして熊さんがウロチョロしている
初級者は 安全登山を考えると 一人で登らないことが一番なので
山仲間に連れて行ってもらうことにしました
函館山楽(さんがく)クラブ・丸岡進一会長から
日程と注意事項を聞き出発
AM 6:25
参加者は 熊さんもの21人
私は2010年に初めて登りました
この橋 当時は真新しい丸木が4本の渡りやすい橋でした
今はツルツル滑る丸木なので要注意
いろんなキノコが次々と挨拶してくれる
登山道をふさぐ倒木
進路はリーダーの指示に従う
AM 7:45
ピークの臼別頭までは 急峻な登りはない
心得は 距離が長いので 帰りの体力を残すことです
目がくらむほどある キノコの宝庫道
AM 8:00
倒木越え 簡単そうに思うが・・・
4合目
AM 8:30
危険というほどではないが 油断できない歩行ケ所もあります
AM 8:40
サンカヨウ 道端で次々とごあいさつ
双耳頭の右 標高1251.2m臼別頭(臼別岳)
AM 9:10
狩場山方向
AM 9:50
AM 9:54
オオヒラウスユキソウと間違えそう
馬糞キノコと間違えそう
ぼんやりですが見えました
おくしりと~~ぅ(奥尻島)
思えば遠くへきたもんだ
来た道振り返る
AM 10:16
ロープ場が数か所ありますが
そんなに大変な登りではないです
なんだ坂 こんな坂
ふんばり所です
ピークの臼別頭は見えないが 少し先にあります
急な下りも 急な登りも
山にはつきものです
臼別頭・双耳峰
ようやく見えた 遊楽部岳 全景
標高1251.4m 到着 登山口から4時間40分
AM 11:05
臼別頭・出発 ここから山頂まで1.9km
ここから先 行くか 戻るかは 自己判断
21人の内3人が ここから下山決断
ゆっくりなら山頂まで大丈夫という方もいましたが
リーダーの判断は 明るいうちに戻ることを考えると ダメ
一見厳しい対応のように思いますが
これが正しい判断だなあと私には映りました
事が起こればリーダーの責任なので こういう決断は勉強になります
山仲間登山のありがたいことは
下山に指導者が付添ってくれることです
AM 11:15
登山口から約7km歩き 足に疲れが出てきます
ここからアップダウンの繰り返しがあります
トリカブト
低いピークを登り下りして前進
会いたくなかった
熊の掘り返し よりによって登山道を掘ってました
アリの巣を掘ったのでしょう
サンカヨウの実のブルーが 疲れた心の支えです
疲れてからの屈む動作は 辛い
最後のピークが近くなると ホッとします
臼別頭方向を振り返る
臼別川に落ち込む岩峰
5年前は登山道入口の標識がありましたが 無くなっていた
登山道の跡形も消えてしまったようです
登山道を守ってくれていたグループの高齢化が
廃道になった原因のよう
登山道を守ることは どこも難儀な課題のよう
山頂までは平坦な道です
恵庭市から来た一人登山者
山頂の標識がなく わからずのまま下山するという
山仲間のリーダーが せっかく登ったのだからと山頂へご案内
山頂の標識は この辺りの道端に置かれていたが
山頂から大分離れている場所でした
多分 新設整備のため借り置きしてたのでしょう
でも 山頂の標識を動かされると
初めて登られる方は戸惑うと思うなあ
山頂到着 登山口から5時間55分 臼別頭から1時間05分
PM 12:20
5年前印象に残ったスコップ 健在
2010年10月20日の記録
山頂の標識は 最高点1277mより低い1275.5mにあります
来年は最高点に山頂の標識が立てられそうです
また 合目の標識も整備し 安心安全登山対策がなされるようです
写真右(赤シャツ)が函館山楽クラブ・丸岡会長です
安心登山を楽しむには 連れて来てもらうのが 一番です
ここでの記念写真は 貴重なものになりそう
下山開始
PM 1:00
ここが新山頂?なのかな
起伏のある道が 臼別頭まで続きます
ここで筋肉に疲労がたまる感じを受けました
きつい下りは 膝への負担がかかる
振り返る 山頂は雲に包まれ消えていた
臼別頭 双耳峰
山頂から1時間 往路も復路も同じくらいの時間です
AM 2:00
PM 2:00
狩場山方向
登る時も 長~~~く感じた
下りも 歩いても歩いても登山口は ま~~だ
登る時 リーダーが注意を促した「下りる時の余力を考えて・・・」
この意味が よ~~く分かりました
3合目 通過
薄暗くなってきた
PM 5:00
登山口到着 下り 4時間30分
往復に費やした時間 約11時間
この山は距離があり 起伏もあるので
体力のある方におススメの山です
PM 5:30