田舎都会からの便り

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大千軒岳⑦2016年6月5日

2016年06月13日 20時20分08秒 | 山登り・散策の話

大千軒岳⑦2016年6月5日

北海道最南端にある標高1071.6m大千軒岳

花の名山の登りは旧道コース 下りを新道コースを利用しました

渡島振興局の情報によれば 距離6.4km

登り2時間20分 下り1時間20分

6月5日に登った写真記録 連載・最終回です 

福島町の「山歩集団・青い山脈(清水和男・会長)」の

春季観察登山会の行事に参加させていただきました

説明簡略です

オダマキの色が鮮やかでした

わが家でもたくさん咲いてますが 山で見る色は高貴で格別

 

山頂到着 登り3時間50分(昼食時間含む)

清水和男・会長のお話によれば 

山歩集団・青い山脈は活動30周年を迎えるという

この節目に 山頂の表示板を取り換えることを計画しているという

PM 1:45

下山 開始

PM 2:00

小島・大島 うっすら見えました

白色シラネアオイ

完全白色かどうか???

新道登山口・到着 下りに要した時間1時間30分

PM 3:30

行雲流水     山歩集団・青い山脈

北海道最南端にある花の名山・標高1071.6m大千軒岳

福島町の「山歩集団・青い山脈」(清水和男・会長)が30年ほど環境保全に取り組んでいる山です

最近は 地域の登山道を守る団体の悩みを耳にすることが多くなりました

会員の高齢化が組織の弱体を急速に早めているのでしょう

そんな状況の中「山歩集団・青い山脈」は 大千軒岳の環境保全を継続させています

 

6月5日 昨年に続き環境保全パトロールに参加させていただきました

写真は 山頂に立つ82歳の清水会長さんです

今年の秋 「大千軒岳」の表示板を新しいものに更新することを計画しているという

現在のものは支えている鉄棒が折れていました

山頂の強風・豪雪を考慮したものになるそう

どんな標識が立つのか 楽しみです

 

旧道登山口から登り 下山は新道コース利用でした

登山口など要所には会が立てた昇りなどが立ち 登山者に安心感を与えてくれます

雪解けが終わったばかりの登山道は 咲く花が次々現れました

山野草は 初春に咲く花カタクリなどが元気に出迎えてくれ 1~2ケ月バックオーライした気分にさせられます

私の目当てはホテイアツモリ

今年は雪解けが早く 「ヒョットしたら」 の期待を持ちながら登りました

しかし しかし まだ早かった

私の予想では あと2週間ほど先かな・・・・・

登った写真記録は 明日から7回連載で紹介します

写真は「千軒平」付近の様子です

 

昨年の記事    盗掘・高山植物   

先日登った大千軒岳の案内標識に 「心ない盗掘者は登るべからず」と記されていた

盗掘 あるんですね

そういえば 今年登った山の登山道で盗掘の跡を目にした

大きく掘った後をそのままに放置してあったので 一瞬見ただけでわかった 

大千軒岳で偶然目に入ったのがホテイアツモリ

聞くところによれば 盗掘されて少なくなり 今は貴重な花だそう

ホテイアツモリの側に 目につかないように表示板が立てられていた

後で耳にしたのは 立て札は30ケ所を超えているという

盗掘を防ぐため ある場所は秘密なのでしょう

 

今年登ったアポイ岳も盗掘に関わる注意周知が多かった

自然環境の厳しい山で成長するから輝きがあるように映ります

地道な防止活動をされている方の御苦労に 敬服の一語です

 

 

過去記事  崕山(きりぎしやま)登山当選

一般の入山禁止 無期限

林野庁が希少高山植物保護などのために規制

今年はモニター登山会として3回に分け 合計75人を登らせてくれるという

昨年はハズレでしたが 今年は運良く当選案内が届きました

応募者4倍だったというから・・・幸運 

芦別市街から46kmに登山口がありました

写真は途中で撮った崕山です

往路は鹿さんに数回出会いました

帰路では体長1m程の熊さんが 道先案内してくれるハプニングがありました

入山禁止の山は 動植物にとっては生息し易いのでしょう

夕張山地にあり標高1066.2mの山は石灰石が侵食されてできた山だそう

南北2100m 東西100m という小さな山です

写真は山頂部ですが 上ることは叶いませんでした

 特定希少野生植物のホテイアツモリ(写真)・キリギシソウ・キバナノアツモリソウなどが咲く

しかし盗掘などで絶滅が心配されているという

希少な高山植物の植生回復を目的とした入山禁止は 苦肉の選択だったよう

 

主催した崕山自然保護協議会・齋藤雅樹会長の言葉 「鹿が山野草を食べるが それは自然の為すことであり それには逆らわない」が印象に残りました

入山禁止についても賛否があるのは当然ですが 「地元のものが方向性を決めることが大事だ」 という印象を受けました 

この山についてはブログで追々と紹介したいと思っています

夕張山地最高峰・標高1726m芦別岳の山頂からは石灰岩がよく見えると聞いたので 翌日登ったみた

登山口との標高差1406m 往復12.4km

天気に恵まれラッキー 眺めることができました 

山頂は右端


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