田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

11/30 炭焼き窯

2010年11月30日 04時00分00秒 | その他

                田舎の色彩 田舎都会通信 

雪にも負けず ガンバル

温暖化の影響で 

美味しく熟すようになりつつある  

しぶ柿は氷点下キンコンカンの頃に

美味しくなる

雪の降り始めの頃は 

まだ口の中に渋がたまる

一夜で変身」 

初冬の八郎沼

北斗市向野 八郎沼

水面の様子 光の当たり方で 刻々変化

水面は ゆったり ゆっくり 

時間をかけて眺めることをおススめしま~~す

とおススメしようと思っていたら・・・ 

 

真冬の八郎沼

昨日 真冬日到来

冬将軍の大暴れに 文句通ぜず

 

 

  雲南省・雪華郷・たんか村  
イ族の住む村 挿花節(さっかせつ)の祭りが有名

標高が2500m~3000mに自給自足で暮らす

大姚(だいおう)の町から約60キロ バスで約2時間

たん=上に「日」下に「云」 か=上に「化」下に「十」

1年に1回の祭りの日は 市場が開かれる

朝から準備が始まる 

 「どんぐりの木

広葉樹のどんぐりの木・ミズナラは 炭材に適している

根元から数本幹が出るので 伐っても伐っても出てくる優れものの木です

どんぐりコロコロの木に 感謝です 

 炭焼き窯  

昭和の時代 家庭には木炭を使用する「火鉢」「七輪」などがあった

バスも木炭で走っていた時代もあり 木炭はいろんな燃料として活躍した歴史がある 

ファイル:HokkaidoChuoBus Makitaro Hasseisochi.jpg

石油の時代となり 木炭の生産は全盛時の面影はない

北海道森町・炭焼きの里には 伝統を守り続ける炭焼き窯が数ケ所ある

原木を割る作業 昔はエイッという掛け声でマサカリを振り下ろす手作業でしたが 今は写真のような薪割り機を使う楽な作業に変りました 

 

炭焼き窯小屋の内部

窯の右側奥から原木を入れる

 

 

原木の水分を飛ばすため 2~3日釜で火を焚く

窯の中の原木が乾燥したら最小の空気孔だけ残して密閉し  1週間ほどかけて焼き上げる

窯の作り方は 家々個々の伝統技術がありそうです

炭は脱臭などの浄化作用があると言われ 床下に炭を敷き詰めた住宅もある

炭はさまざまな薬効があると言われ 用途は多岐にわたる

しかし 中国産の安価な炭の輸入が 人件費の高い日本の炭作りを圧迫しているのも事実です

昔はアラムシロで作った俵に入れた炭 今は扱いやすい紙袋が主流です

焼きあがった炭を袋に入れるまでの作業は 顔だけでなく 耳の中 鼻の中 ひょっとしたら肺の中までもが真っ黒になるという イヤ~~な作業です

後継者問題が心配される職種に映ります

炭焼き窯から出る煙は 衣服に着いたらとれない臭いです

このため 人里離れた場所に窯を作らなければならない苦労もある

先祖代々続く白煙 いつまでも上がり続けてほしい

北海道森町(もりまち)駒ケ岳地区の炭焼き窯は 「炭焼きの里・炭焼き工房」の看板を掲げてあり 気軽に見学できる 


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