田舎都会からの便り

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雌阿寒岳・登山規制

2018年11月26日 03時23分54秒 | 山登り・散策の話

フォト・・・最近地震が頻繁で要注意 北アルプス・焼岳 山頂直下の光景 

田舎都会通信フォト毎日更新中

 

  匠の森色彩山歩④2018年11月26日

 

 行雲流水  雌阿寒岳登山規制

 写真は24日北海道新聞・朝刊記事転載

23日の雌阿寒岳火口付近震源とする地震を675回観測したという

気象庁は小規模な水蒸気噴火が起る可能性があると発表し 噴火警戒5段階の「2」のレベルに引き上げたという

これに連動して登山は6合目付近から立ち入り規制された


2015年7月にも同じような規制がされ 11月にはレベル1に戻りましたので2016・2017にも登りました

私は好きな山のひとつなので元気なうちは毎年登りたいと思っています

火山活動が早く収束し 元の平穏なレベルに戻ってほしいと願う一人です


過去記事2018年 男性世界一高齢者・野中正造さん

この11日 ギネス認定・男性世界一高齢者が死去したとニュースで流れました

イスラエル北部に住むクリスタルさんは113歳と331日の長寿だったという


これにより繰り上がったのが日本人

先日紹介した北海道足寄町・野中温泉の野中正造さんです

この7月に満112歳を通過しました


先日お会いさせていただいた時は 車いすを自らの手で動かして移動する元気さでした

介護されてる家族のお話では できることは自分でさせるようにしているという

また機会を得たら お会いして元気パワーを浴びてきたい

 

過去の世界一記録は122歳

野中正造さんも 一日一日 元気で日暮を重ねてほしいです


過去記事2017年 長寿男性日本一&雌阿寒岳

北海道阿寒国立公園 標高1499m雌阿寒岳

この山に登る時はいつも野中温泉にある登山口を利用

下山はオンネトー国設野営場登山口登山口を経由して戻ります

 

下山後は野中温泉の湯に浸かり 疲れをとるのが私の定番です

今回の目的は 野中温泉の隠居・野中正造さんに会うことでした

車椅子で生活してますが 昨年秋 男性長寿日本一になられたそう

7月12日にお会いでき 写真も撮らせていただきました

誕生日・7月25日で満112歳になるという

耳は遠いですが 車椅子を自分で操作できる元気さでした

112 歳と言えば明治38年生まれ

私の父は明治36年生まれなので 元気であれば114歳

こんな単純な関係を絡め 雌阿寒岳を目指しました

野中正造さんは お孫さんの介護を受けながら悠々自適に日暮をされていました

超高齢になっても自宅で生活できることは 至福の老後ですね

登山日7月14日は 快晴 登山日和でした

長寿男性日本一との出会いが 天候運を好くしてくれたのでしょう

過去記事  硫黄泉 

福島県高湯温泉街に行くと 硫化水素に注意や立ち入り禁止の標識が目に入ります

こういう警告は あちこちの温泉で良く見かけます

写真は 先日山形県の栗駒山に登ったあと汗を流すために立ち寄った泥湯です

ここには「人も車も立ち止まらないで下さい」という看板が立ち ものものしい雰囲気です

かなり以前から対応がとられています

硫化水素の事故は死に至ることもあるので 油断できませんね

雌阿寒岳に登った時 お世話になる野中温泉も硫黄泉のようです

今年の9月に登った時も 日帰り利用させていただきました

  

 

硫化水素は硫黄泉に含まれていることがあり 無色透明で卵の腐ったような臭いがする気体だそう

空気より重く くぼ地や密閉された場所に停滞すると濃度が高くなり 害を及ぼすらしい

以上のようなことを考えながら温泉に浸かったことはなかったが これからは「事故は自己責任」を頭にいれて利用したいと思います

 

野中温泉の浴室は 換気がされ 天井も高く 硫化水素の逃げ場対策はされているように感じます

硫黄泉の温泉施設は 北海道に97施設あるというから 身近な問題ですね

 

野中温泉・露天風呂の湯温は 私の好みにピッタリの温めです

隣接して公共の登山者用駐車場があり 車中泊すると長湯利用できる便利温泉です

それに日帰り入浴料金が350円

 

過去記事2017年 噴火危険予測&自己責任

先日 草津白根山が噴火しました

想定外の地点 火山の危険予測の難しさを教えられました

私自身一度だけ登山に行きましたが 運悪く雪が降り 夏タイヤのこともあり退散した苦い思い出が残っています

 

先日北海道新聞に「道内火山も可能性ある」という記事が載りました

気象庁が24時間体制で監視する50火山のうち 9火山が道内だという

内7つの山は 私も時々登る山なので 内心

 

草津白根山のように思いがけない場所が予兆なく噴火すると・・・私は降参です

私の心構えは歳を考慮に入れ「登山の事故は 自己責任」です

でも働き盛りの方などの思いは 複雑でしょう


近年の私の山登りは 噴火しそうな山が多くなっています

今年も自己責任でいくつかの火山を登りたいと思ってます

願いは 登山規制される噴火警戒レベルのアップがないことです

 

気象庁が常時監視する道内9火山の内 アトサヌプリ・倶多楽については未踏の地です

以下の写真は 私が登ったことがある7つの火山です

旭岳・大雪山 姿見ノ池から眺望 

活動状況・噴火の兆候なし  

十勝岳 望岳台からの登山道から眺望  

活動状況・噴火の兆候はないが ここ数年火山活動は活発化傾向

雌阿寒岳 山頂付近から眺望

活動状況・噴火の兆候なし   

樽前山 外輪山から眺望

活動状況・噴火の兆候はないが 山頂付近ではガス噴出に注意

有珠山 火口から小有珠への道から眺望

活動状況・噴火の兆候なし  

駒ヶ岳 鹿部町から眺望

活動状況・小規模地震が増加 推移に留意

恵山 

活動状況・噴火の兆候なし

楽々散策・総集編   無理せず登山・総集編

  高齢時代を考えよう・総集編   

ふるさと 新函館北斗駅&自然・冬   野鳥・写真家・小山圓太郎作品館 

雪の降り始めの頃の「水たまり」の水面は透き通っている

水鏡を眺めるのも好い 北斗市中山  

 

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ふくろう・大沼国定公園

  

虹の仲間の森 2014・12・4~


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